409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/11(土) 12:48:59.23 ID:HkY8KP0H0
お嬢とラーメン屋行きたい
庶民的な店をいろいろめぐりたい

424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/11(土) 16:30:18.14 ID:QOpadzrN0 [1/2]
409
タ「……(ズルズルズルー)」
リ「………(チュルチュルー)」
タ「……誘っといてこんなこと言うのもアレだけど、うちの近所の中華料理屋で良かったのか?
  いや、見た目は普通だけど安くて美味いからオススメはオススメなんだけどさ」
リ「…今貴方が言ったことが全てですわ。
  このボリューム、この美味しさでこの値段…素晴らしいですわ」
タ「けどさぁ、リナがいつも食ってるものと比べるとやっぱりなぁ…」
リ「はぁ…そんな考えでは、いつまで経っても出世は望めませんわね。
  コネも財力も権力も無い上に頭の中まで空っぽとは…」
タ「中華そばごときで酷い言われようだな」
リ「で・す・か・ら!中華そば『ごとき』などと言っているから貴方はダメだと何故分からないんですの?
  確かに、お金さえ出せば良い物は簡単に手に入るでしょう。けれど、そんなことは誰でも出来ること。
  安くて良い物を見極める眼力、それを努力と情熱と技術で一級品に仕上げる匠の技…
  たかが中華そば、されど中華そば…これは、物作りニッポンの真骨頂ですわ!」
タ「何か、えらい力が入ってるな……ま、確かにリナの言うことも分かるけどな」
リ「本当に分かっているのか怪しいものですわね。
  まぁいいですわ。このような良いお店に連れてきたということで、大目に見て差し上げますわ」
タ「へいへい、ありがたき幸せでございますよ。
  そうだ。ここも美味いけど、他にも美味い店があるんだよ。定食屋なんだけど」
リ「定食屋さん、ですか……興味をそそられますわね、是非行ってみたいですわ」
タ「よし、決まりだな。細かい日時はまた連絡するよ」
リ「一応、期待して待っていてあげますわ」


リ(うふふふふ……来週もタカシとデート……幸せですわ…)
最終更新:2011年06月18日 02:38