470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/11(土) 23:11:27.39 ID:QOpadzrN0 [2/2]
タ「ただいま………ふぅ…」
尊「帰って第一声が溜息か。ただでさえうっとしいのが更にうっとおしくなるではないか」
タ「あぁ、うん……ごめん…」
尊「…お前は色々と至らないところばかりのダメ亭主だが、
無駄にポジティブなところが唯一にして最大の長所だ。それを忘れてどうする」
タ「………」
尊「わかったら、無理にでも元気を出せ。
どうしても出来ないと言うのなら……その時は、好きなだけ私に甘えればいい」
タ「尊…」
尊「全くもって認めがたい話だが、お前のその前向きな明るさに私は何度も救われてきた。
そのお前が元気が出ないと言うのなら、何とかするのが妻でもある私の務めだ…
(ス…ッ ぎゅっ) お前は、自分で思っているよりもずっと価値のある男だ。もっと自信を持て」
タ「……ありがとう、尊……俺、お前に褒められるのが何よりも一番嬉しいよ。
それにしても、俺ってこんなにも尊に愛されてるんだなぁ…そう思うと、すげぇ元気が出てくるよ!」
尊「何を勘違いしてるんだ。これは、愛してるとかそういうのではない。
目の前で辛気臭い顔をされていてはこっちまで気が滅入るから、仕方なく元気付けてやっているだけだ」
タ「うんうん。顔真っ赤にして心臓バクバクいわせながらぎゅ~ってしてくれるのも仕方なくなんだよなw」
尊「だ、黙れ。この借りは何倍にもして返してもらうからな、覚悟しておけ!」
タ「ふむ。そういうことなら……(ガバッ!)」
尊「ひゃあっ!? なななな何をするこの馬鹿者!!」
タ「何って、尊が愛情たっぷりに抱きしめてくれたおかげで元気になっちゃったから、お返ししようかな~ってw」
尊「な、何がお返しだ! 私は別にsんむぅぅぅ!?」
タ「……っふぅ………ごめん、ベッド行く時間も惜しい……いいか?」
尊「…………(コクン)」(超真っ赤)
最終更新:2011年06月18日 02:42