91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/16(木) 00:13:40.42 ID:qzc2l+K6O [1/9]
友「今日もかなみとタカシがイチャついてる匂いがする。山田、行くわよ!!」
山「なんでいっつも俺まで駆り出されるの……」
友「どうせやることなくて暇なんだから、いいでしょ?」
山「確かに暇だけど、毎日付き合わされるとさすがにうんざりする……」
友「細かいことうるっさいわねー。そんなんじゃ大きなチャンス取り逃がすわよ?」テクテク
山「あ……そこ水溜まりあるから気をつけて……」
友「えっ?……きゃあぁっ!?」ズルッ、ビシャア
山「って、遅かったか」
友「いたた……もう。ついてないなぁ」
山「膝から血が出てるじゃん。ちょっと待ってて」ビッ
友「……あんた、その絆創膏どっから出したの?」
山「友ちゃんが毎日無理するから、簡単な治療道具は準備するようにしてるの」ペタペタ
友「ふーん……」
山「……これで良し、と。一応聞くけど、歩けるよね?」
友「ううん、足痛い。おんぶして、山田」
山「えぇっ!? こんなかすり傷でおんぶ?」
友「転んだ時にどっか捻ったかもー。私もう歩けなーい」
山「あぁ、もう。分かった、分かったよ!」ヒョイッ
友「最初からそうすればいいのよ。怪我人は丁重に扱いなさいよ」
山「なんで俺がこんな……」
友「……♪」ギュゥッ
最終更新:2011年06月18日 03:03