54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/17(金) 22:18:05.43 ID:UGc2YoE/P
『なんで100M走を男女混合でやるのか疑問ですわ』
「学校の教育方針だろ、男女平等、男女不差別って」
『聞こえはいいですけれども・・・男女区別ぐらいしてほしいですわね』
「まあそう言うなって・・・おっと次は俺たちか。そういや、りなって速いの?」
『愚問ですわね、わたくしの速さを思い知らせてあげますわ』
「それはこっちの台詞だ・・・先に言っておこう。大人気なかったと」
『その言葉あとで撤回は認めませんことよ』
先生「では、位置について・・・ヨーイ・・・ドンッ!」
「(うし!スタートダッシュ成功!りなには気の毒だがこの勝負俺がもらう!)」
『(ふふふ・・・いい気になっているのも今のうちですわ!)』
「・・・って早っ!」
『遅い!遅いですわ!タカシあなたはいろいろ足りてませんの!
あなたに足りてない物それは!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そして何よりも!』
「おい前を見ろ前を!」
『速さが足りなっ・・・ぐふっ!!』ズサー
「うわ・・・思い切り転けたな・・・大丈夫か?」
『なっなんのこれしきですわ・・・いたた』
「結構すりむいてるな、保健室行こう。歩ける?」
『保健室ぐらい一人で・・・いたた』
「無理すんなって、ほら肩を貸してやるよ」
『ぐっ仕方ありませんわね、癪ですがお言葉に甘えさせてもらいますわ』
「よっと、大丈夫かよ。まったく・・・」ブツブツ
『しかし怪我の功名とはまさにこのことですの・・・ふふふ』ブツブツ
最終更新:2011年06月20日 22:12