608-75 - ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったらWiki（仮

75 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2011/07/03(日) 21:15:06.58 ID:OOZRF5CI0 [2/2]
いいんちょと【負けた方が何でも言う事聞く】ってルールでトランプやって、男が勝つんだ。
んで今度の日曜日空けといてって言われたもんだからいいんちょは何されるんだろうって思うんだよ。
それで日曜日の朝になってみると男が家の前に立ってるのね。
少しびっくりしながら『何しに来たんですか』って聞いてみると男は「今日は私がお嬢様のお世話をさせて頂きます」って言うわけ。
いきなりお嬢様って呼ばれるから違和感を感じるんだけど罰ゲームのこともあるし男を家に上げるんだ。
で、いいんちょはまだ朝ご飯食べてないだろうからって男が朝ご飯作るんだよ。
そしたらそれが意外と美味しくてさ、いいんちょは『やれば出来るじゃないですか』って男の事見直すんだよ。
いつもなら調子に乗るのにこの日の男は謙遜とかしちゃってやっぱりいいんちょの調子が狂うの。
んでさ、いいんちょが勉強を始めるわけ。
それでどうしても解けない問題が出てきてさ、そこに男が「どうしたんですか？」って言うんだよ。
いいんちょは『どうせ○○君にはわからないでしょうけど･･･』とかいって問題を見せるんだけど、男はそれを簡単そうに解いちゃうんだよ。
もちろんいいんちょはびっくりしてるんだけど、そこに文句をつけようの無い解説を入れられたもんだからびっくりを通り越して感心しちゃうわけ。
でも勉強していったら、男が他の教科の問題にもすらすらと答えちゃうもんだから腹が立って、『しばらくどこかに行ってて下さい！』って言っちゃうんだ。
だけど、いざ一人になって見たら寂しくなっちゃって男の名前とか呼んでみるんだよ。
でも男は帰ってこなくて、泣きそうになってたところに「お嬢様、ケーキを買って参りました。」とか格好つけた感じで男が帰ってくるわけ。
それでいいんちょは安心しちゃってさ、自分で出て行けって言ったのに『どこ行ってたんですか･･･バカ』とか言っちゃうんだ。
だけど機嫌は直ったみたいでさ、そこからはずっと上機嫌なのよ。
で、何だかんだ言いながら夜になって、いいんちょもそろそろ眠くなってきたからベッドに入るんだよ。
そしたら男はベッドの隣に来て、「おやすみなさい、お嬢様。」って耳元でささやくんだ。
それをくすぐったく感じながら、『はい、おやすみなさい。』っていいんちょは眠るんだよ。
で、月曜日になって見たらやっぱり家には自分一人だし、学校に行ってみても男はいつも通りのアホ面してるもんだから、
『昨日のアレは夢だったのかな？』とか思っちゃうわけよ。
だけど男、山田、友ちゃん、いいんちょ、のいつものメンバーで駄弁ってる時にいきなり男が真面目な顔して
「いかがなさいました、お嬢様？」とか言っちゃうからいいんちょはびっくりして赤面すんの。
山田と友ちゃんには分からないんだけど、わかって言ってる男は一人くっくっくって声を押し殺して笑ってるんだよ
それを見たいいんちょは恥ずかしさで真っ赤になりながら男をぽかぽか殴るんだよ

そんなSSが読みたいです。