135 名前:夜暑くて眠れない新妻みこちん 1/3[] 投稿日:2011/07/04(月) 01:16:36.56 ID:Fn2aSbwvO [1/3]
『…んっ…いかんな、こんな時間に目が覚めるとは…なんて暑さだ…』
「ぐがーぐごー」
『…やれやれ、よくこの状況で眠れるなコイツは』
「……へへー……みことぉっ…!」ギュッ
『わっ、な、なんだいきなり!?離れんかバカ者がっ!』ぐいぐいっ
「……ぐー……」
『ま、まったく…!こんな奴が私の旦那だとは…!』
「……あいしてるぞみことぉー……へへぇ……」
『……ふふっ、人生とは分からんものだ。まさかコイツと一生を共にすることになるとはな…』
136 名前:夜暑くて眠れない新妻みこちん 2/3[] 投稿日:2011/07/04(月) 01:18:43.78 ID:Fn2aSbwvO [2/3]
『面と向かっては言えないが、これでもお前には感謝しているのだぞ?
こんなに満ち足りた日々をすごせるのはお前のおかげだ。その……ありがとうな』
『本来なら起きてる時に言わなければいかんのだがな。私は本当にダメな女だ…』しょぼん
『でも、いつか必ず素直になってみせる。できればそれまで待っていて欲しい…』
「うー……あつい……ぐー……」
『……ふっ、眠っている男に何を言っているのだろうな。私も暑さにやられたようだ』
「……むにゃむにゃ……」
『…………』
『……そ、その……たまには私からしてやってもいいよな……!』ギュッ
「……むっ……んっ……」
『うう、恥ずかしい……よ、よくコイツは毎日こんなことできるな…/////』
「……ああしあわせだなぁ……」
『!! ……バカ者が。それはコッチの台詞だ』
『お前と結婚できて、私は本当に幸せだぞ…!』
137 名前:夜暑くて眠れない新妻みこちん 3/3[] 投稿日:2011/07/04(月) 01:20:19.90 ID:Fn2aSbwvO [3/3]
~次の日の朝~
「ぎゃあああああち、遅刻するぅぅぅ!!?な、なんで起こしてくれなかったんだよ尊!?」
『だ、黙れバカ者っ!!私だって寝坊することぐらいあるっ!!』
「そ、そんな怒るなって!?まぁ昨日の夜は暑かったから寝れなかったのも仕方ないけどさ」
『っ……!?』
「ん、どうした尊?」
『……な、なんでもないっ/////(かああああ)』
「いきなり顔赤くして……おかしな奴だなぁ」
『うるさい、さっさと会社行ってこいバカ、変態、女の敵!!』
「お、俺なんか悪いことしたかなぁ…まぁいいや、それじゃあ行ってくるよ」
『……そ、その前にだ』
(チュッ)
「わっ!?み、尊……?」
『…………//////』
(バタンッ、ガチャッ)
「め、珍しいこともあるもんだ。尊の方からキスされるなんてな」
「……ははは、それじゃあ行ってくるな尊」
ドアの向こうに、自分のしてしまったことの恥ずかしさで死にそうなみこちんがいたとか
最終更新:2011年07月07日 15:49