111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 22:46:32.22 ID:m7A/UGDt0 [1/2]
「くくく……ふははっ……あーはっはっはっはっは」
クラスメイトのちなみさんが悪役笑いをしているのですが、神は私に何をお求めですか。
思わず十字を切って祈りをささげていると、悪役がくるりと振り向いた。
「……何に祈ってる。自分の罪深い性癖か」
「大丈夫、神様はちなみを許してくれるから」
「ヘンな宗教に嵌ったか……哀れな。おっぱい教の教祖だったくせに……」
「教祖になった覚えはないですが」
話がどんどん変な方向にズレていくので、この辺にしておく。そもそもは、ちなみが悪役笑いをしている理由が知りたいだけだったのだ。
「で、どうしたの。なんかいいことあった?」
「うむ……ブラがサイズアップしたのだ……」
「はぁ」
「これで、もはや私の乳に……タカシはメロメロ……あまりのメロメロ具合に、一生下僕として仕えるに違いない」
意味が解らん。確かに俺はおっぱいは好きだが、ちなみのそれは……。
「あれだろ。AからBになったくらいか? Cの大台は超えてないだろう」
「Cを大台にするな。……もはや今の私にとっては、低いハードルだ」
「かつては高かったのか」
「はっ……さすがタカシ。誘導尋問はお手の物だ……」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/05(火) 22:51:16.04 ID:m7A/UGDt0 [2/2]
なんにもしてねぇ。
「いずれ、タカシは詐欺などの犯罪を犯すに違いない。仕方ないから、私が下僕として一生こきつかってやる」
またなんか言い出した。これ以上もつれるとさらに面倒だ。手っ取り早くちなみを黙らせるか。
「……ひゃっ!?」
「……うん、大きくなってるか? いや、でも……」
ちなみの乳を鷲づかみするという、極上の贅沢。思えば確かに最初はつかむほどもなかったから、(可能な限り寄せているとはいえ)これは進歩なのだろうか。
「うぅん……ば、か。変態だ……お、おまわりさん……変態の毒牙に、美少女が今まさに、その青い蕾を無残に散らされようと……」
「結構余裕あるな、お前」
「大体なれた。タカシはワンパターンだから」
「ぐはっ」
ちなみの乳をふにふにすることでイニシアチブを取れたかと思ったが、急に真顔になって鋭い反撃。ひざに来る一撃に耐えていると、ちなみはふんぞり返ってこちらを見下し気味に言う。
「ほら、ワンパターン。もっと揉め」
「自分から揉めとか言い出したよ、この娘」
「不本意だが、タカシが私の乳を愛でたのが、バストアップの一因と見られる。だから、海開きまでにはEくらいまでにしようかと」
「無茶言うな」
「あぁ、副産物の性欲については、面倒見てやる。胸囲が1cm増えるたびに、一晩私を抱く権利をやろう」
「無茶言うな」
オチはない。
最終更新:2011年07月08日 17:12