172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/07/18(月) 18:41:15.29 ID:speHLa0q0 [2/2]
「クソあっついんですが」
『……日も落ちてるのに、いきなり人の家に来て……何を言う』
「だって俺の部屋クーラー無いんだぜ? そしてお前の部屋にはある。これはもう歴史的必然だろ」
『言ってろ……。ただ、エアコンは付けない……よ?』
「なんで!?」
『節電』
「えー!? ブーブーブーブー!」
『あ……臭くて醜い雄豚、だ……』
「ちっげーーーーよ! 豚だけならまだしも、臭くて醜いってなんだよ! あ~もう、叫んだら余計暑いわ」
『自業自得。……それなら……怖い話でも、する?』
「マジっ!? ……やめろよ~。俺怪談とかそういうの駄目なんだって!」
『……散々、霊なんていないとか……非科学的とか言ってたくせに』
「怖いもんは怖いんだよ!」
『……あ、後ろに』
「ひょええっ!?」
『……壁』
「ぐぬおおおおお!! ふざけ……」
『のシミが人に見え』
「いやあああああああああ!!」
『……たら嫌だと思う。……くすくす』
「ちっくしょおおおお!!」
『……あ。大声出すから……寄ってきちゃった』
「ななな、何が!?」
『……そこの、窓』
「どこぉぉぉっ!?」
『あ~あ……。声が大きい……来ちゃった。君の、となり……に』
「…………っ!?!? ……きゅう」
『なーんちゃっ、て……、……冗談、冗談。……って……気絶してた』
その後介抱と称してあれやこれやのにゃんにゃんな展か省略されました。クリックも出来ません。
最終更新:2011年07月19日 20:31