224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[1/2] 投稿日:2011/07/18(月) 21:59:33.22 ID:key7e98wO [27/31]
お題作成機より【ネット 後輩 突っ込み】

後輩「先輩、今日の放課後ヒマですか?」
男「おう、ヒマだけど。なんだよ、デートの誘いか?」
後輩「違います。どうせ無為な時間を過ごすなら、近所の心霊スポット巡りしませんか?」
男「心霊スポットだぁ? なんでそんなこと」
後輩「最近ネットで調べたんですけど、私の地元って意外とオカルトマニアに有名らしいんですよね」
男「アホクサ、酔狂にも程があらぁ。つーかぶっちゃけ、俺は心霊とか苦手なんだよ」
後輩「あら、怖いんですか。それは失礼しました。先輩の臆病さは五割増で世間に吹聴しておきますからご心配なく」
男「待てよ、行かねーとは言ってないだろ。そんな誘い方じゃ断るに断れんわ」
後輩「じゃあ決まりですね。取って置きの心霊スポット、吟味しておきますからお楽しみに♪」
男「おいおーい、なるべくお手柔らかに頼むぜ……」
後輩(うふふ……放課後は先輩とドキドキ心霊デート……うふふ)


225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[2/2] 投稿日:2011/07/18(月) 22:00:14.78 ID:key7e98wO [28/31]


男「……で? なんで発案者のテメェが腰抜かしてんだ!?」
後輩「……すみません」
男「ったく……怖い落書きくらいでビビるなら始めから来んなっつーの!」
後輩「せ、先輩は運動不足だから、私をおぶって帰るくらいでちょうど良いんですっ!」
男「おぉなるほど。ってそんな訳あるかアホ」ビシッ
後輩「いたっ……頭叩かないで下さいよ。これでも反省してるんですから」
男「はぁ……ビビりの後輩を持つと辛いぜ」
後輩「……先輩に頼らなきゃならないなんて、屈辱です」
男「あーそうかい。だったら次から一人で来れるようになろうな」ポンポン
後輩(まぁ、いっか。結果オーライってことで)
後輩(……先輩の背中、意外と大きいなぁ)ギュッ
男「なんだよ、暑いからしがみつくな」
後輩「いいじゃないですか、別に」ギューッ
最終更新:2011年07月19日 20:38