488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/20(水) 21:18:51.01 ID:6r22bTubO [19/23]
  • 身体測定

女「……」
男「よう。どうだった、ちなみ」
女「……身長が……5㍉……伸びてたよ……」ブイ
男「そっか、良かったな。お前低身長なの気にしてたもんな」
女「……低身長言うな……腹立つ……」
男「事実は事実として受け止めなきゃ、大きくなれんぞ?」
女「……むぅ……タカシにちびっこ扱いされるのは……もう嫌……」
男「それが嫌なら身長160㌢を越すか、ボンキュッボンのダイナマイトセクシーを目指すこったな」
女「……残念ながら胸のサイズは……個人で測る場合が多いのと……問題が
  起こることが懸念されるから……身体測定からは除外されてる……」
男「えー!? そうなのか!? せっかく同じ屋根
  の下で女子が胸をはだけてるとこ想像してたのにー」
女「……想像が……具体的過ぎて……リアルに気持ち悪い……」
男「い、いや……冗談だからね? そんなマジで引かないで」
女「……でも……タカシなら……やりかねないし……」
男「お前の中の俺像ってどうなってんだ」
女「……それとも……タカシの犯罪を未然に防ぐために……私が見せてあげよっか……おっぱい……」
男「……えっ?」
女「……なんてね……これもまた……ジョーク……」
男「あ、あぁ。そうか、そうだよな……」
女「……」

男(あっぶね! 今俺、お子さま体型のちなみ相手に超ドキドキしちまったぞ!)
女(……千載一遇のチャンスだったのに……タカシの棚ぼた殺し……)


491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/20(水) 21:41:28.48 ID:6r22bTubO [20/23]
  • 身体測定(かなみさんVer.)

男「おーい、どうしたんだかなみ。なんか呆然としてるぞ」
女「きゃっ! な、なんだタカシか……」
男「お、身体測定終わったのか。ちょっと見せてみろよ」
女「やっ、ちょ……止めてよ、勝手に見ないで!」
男「えーと、身長161㌢の体重が……?」
女「読み上げるなっ!!」
男「あ……なんだよ、そんな乱暴に扱うと紙が破れるぞ?」
女「あんたこそ、デリカシーなさ過ぎ! 女の子は体重とかあれとかそれとか気にするんだからね!」
男「ははーん、そこで体重だけピックアップするってことは、お前さては太ったな?」
女「!!」ビクゥッ
男「その反応、図星だな?」
女「……あんたの言う通りよ。春休みだらけてたせいで、2キロも増えたのよっ!」
男「2キロか。まぁ健康の範囲内なんじゃね?」
女「その2キロを落とすのに、どれだけの努力が必要なことか……!」
男「落とす必要なくね? 見た目変わらないんだし、若者なんだから新陳代謝も高いだろうし」
女「乙女心の分かんない奴ね。あんたは好きな娘が太っても、その娘を好きでいられるの?」
男「人は見た目じゃないっていうしな。それともかなみは、俺が見た目で人を判断するような男だとでも?」
女「そうは言わないけど……」
男「ならオッケー。俺はかなみがどんなに太っても、幻滅したりしないぜ!」
女「そこまで太るか、馬鹿!」
女(……ん?)

好きな娘が太っても幻滅しない→かなみが太っても幻滅しない→タカシが好きな娘は……?

女(……あれ? 今私、さりげなく告白された?)


494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/20(水) 22:05:55.64 ID:6r22bTubO [21/23]
  • 身体測定(かつみさんVer.)

女「はぁーあ……」
男「浮かない顔してどうしたんだ。どっか悪かったのか?」
女「よう、タカシ。いやぁな、実は少しばっかり体重増えちまってよ」
男「そっか? お前運動部のレギュラーなのに、太るもんなのか」
女「そこは問題ないんだよ。太ったのは多分こいつが原因だ」ムニュ
男「お、oh…その豊満なお乳が原因と申すか…」
女「こないだ下着屋で図ったら、またワンサイズでかくなっててよ」
男「それはけしから……ゲフンゲフン、大変だな」
女「金さえあればいっそ脂肪吸引でもしたいくらいだぜ。肩ぁ凝るし、動くのに邪魔くさいし」
男「そんな、勿体ない! お前のその胸は全男子の希望なんだぞ!?」
女「な、なんだよ……そんなこと力説すんじゃねーよ」
男「……ゴホン。もとい、自分の体にメスを入れてまですることじゃあるまい?」
女「確かにな。馬鹿タカシのクセにいいこと言うじゃねーかよ」
男「人間、あるがままを受け入れるのが一番だよ」
女「チェッ。誰も本気で言ってねーのに、タカシに説教食らった気分だぜ」
女「でもまぁ、お前の言う通りか。この胸まで含めて俺なんだよな」
男(本当はおっぱいが惜しかっただけなんだけどね!)


497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/20(水) 22:22:47.18 ID:6r22bTubO [22/23]
  • 身体測定(纏さんVer.)

男「どうだった、身体測定?」
纏「むぬぅ……背は伸びぬ、体重減らぬでいいとこなしじゃ」
男「去年と変わらずか」
纏「お主は、何か変化があったかえ?」
男「いや、ないな。俺も去年とほぼ同じ」
纏「相も変わらず、か。主と同じよう変化に乏しいと、なにやら情けのうなってくる」
男「纏はあんまりスタイル変わると、和服が似合わなくなるぞ」
纏「それは、儂に死ぬまで寸胴日本人体型を維持せよと言うとるのか?」
男「ちげーよ。単に今のままの方が都合がいいってだけだよ」
纏「儂じゃって、日本人離れしたすーぱーもでるのような体型に憧れたりするんじゃぞ」
男「ま、変わらない物の価値ってもんもありますから」
纏「儂は変わる。卒業するまでの残り一年で、タカシを置き去りにしてやるわ」
男「それはいいけど、あんまり変わって近より難くなってくれるなよ?」
纏「タカシこそ、置いてけぼりにされて泣いても知らぬぞ?」
男「ん。纏に釣り合うよう努力します」
纏「な、何が釣り合うようにじゃ。たわけっ!」
男「おーおー、焦っちゃって。可愛いなぁ」


498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 22:27:11.68 ID:6r22bTubO [23/23]
身体測定シリーズ、いいんちょ編、尊さん編、ボクっ娘編はまた明日スレが残っていたら

お休みなさい


584 名前:昨日の続き[] 投稿日:2011/04/21(木) 18:09:18.11 ID:k45QAkNhO [4/12]
  • 身体測定(お嬢Ver.)

女「私、この身体測定というものにどうしても慣れませんの」
男「なんだい、藪から棒に。学校の規則なんだから仕方ないだろ?」
女「そうですけれど、自分の体など普段侍女にしか触れさせないものだから、気恥ずかしくて……」
男「俺らと住む世界が違う人の悩みだな。それだと病院とか行ったらどうなるんだ」
女「我が家には常駐の専属医がおりますもの」
男「じょーちゅーのせんぞくいと来たか。ますます遠い世界だ」
女「まぁ、タカシのような庶民には理解できかねる話題でしたわね」
男「いや、分かるぞ。俺もガキの頃は身体測定で緊張したクチだからな」
女「そんな話、初耳ですわ。タカシにも、そんなうぶな時期があったんですわね」
男「あぁ。俺てっきり身体測定ってチンコの長さも測ると思っててさ」
女「なっ……!?」
男「それでもう前日からドキドキバクバクで……」
女「止しなさいっ!!」
男「ぐへぁっ」
女「よくもそんな小汚い話で私の耳を汚してくれましたわね! タカシなんて嫌いですわ!」
男「うげぇ……あ、血ぃ出てる」

631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/04/21(木) 23:52:25.18 ID:k45QAkNhO [12/12]
  • 身体測定(尊さんVer.)

尊「はぁ……」
男「浮かない顔だな、尊」
尊「……また背が伸びた」
男「いいことじゃんか、成長の証だよ」
尊「貴様に分かるものか。身長170に届こうという女子の気持ちなどな」
男「170かぁ。俺と5~6cm差ってとこだな」
尊「お前だって、あまりでかい女は嫌だろう。私だって、これ以上伸びるのは困る」
男「その言い方だと、俺に嫌われるから背が伸びるのは嫌って言ってるようにも聞こえるな」
尊「ち、違う! あくまで世間的な一般論として、高身長の女は好かれないと言ってるだけだ!」
男「さいで。まぁ尊の場合はスタイルも顔も標準以上だから、むしろ高身長は武器になるだけだろ」
尊「……変な虫に寄ってこられては困るんだ。私は、私の好きな人にだけ見ていてもらえばいい」
男「そりゃ無理だ。お前って意外に貪欲っつーか、ワガママなんだな」スリスリ
尊「どさくさ紛れに頭を撫でるな。殺すぞ」
男「おー怖。でも今のお前くらいの身長が、俺には一番頭撫でやすくて好きかも」
尊「私は不愉快だ。不愉快だが、払いのけるだけの理由もないからそのままでいてやる」
男「お? 珍しい。じゃあこれ幸いと撫でくり回しますか」
尊(そうか。タカシは私くらいの身長が好きなのか……)
男「何ニヤけてんだ?」ナデナデ
尊「別に? 貴様には関係ない」


639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/22(金) 00:31:21.65 ID:FFXM7yMyO [2/12]
  • 身体測定(いいんちょVer.)

女「どうも最近目がショボショボすると思ったら、視力が落ちて眼鏡が合わなくなっていました」
男「あぁ、視力検査もあったっけ。つーことは何か? 眼鏡もそろそろ買い換え時か?」
女「レンズだけ替えてもらうことも出来なくはないですけど」
男「いっそこれを機に、コンタクト派に転向してみるってのは?」
女「うちは家族全員眼鏡派ですから、そんなことしようものなら大顰蹙ですよ?」
男「でも、眼鏡取った委員長可愛いのにな」
女「別府くんに言われたところで、嬉しくもなんともありません」
男「じゃあ、誰に言われりゃ嬉しいんだよ?」
女「それは……ジョン・レノンとか」
男「委員長。あんた男の趣味が渋すぎるよ」
女「う、うるさいですね! なんで眼鏡云々の話から、私の好みの男性の話になってるんですか!」
男「だって気になるじゃんよ。自分の好きな奴が、どんな男を好きなのかってさ」
女「ふぇっ!?」
男「なーんつってな、ふははは」ヒョイ
女「あっ! め、眼鏡返して下さい!」
男「やっぱり委員長、眼鏡取った方が可愛いぞ」
女「か、顔を近づけないで下さい……! どうしたらいいか分からなくなるじゃないですか」
男「こういう時は、相手のなすがままにされときゃいいのさ」
女「別府くんは何をしでかすか分からないから怖いんですよ!」
男「大丈夫、悪いようにはしないから。あぁ、可愛い可愛い」
女「うぅ……別府くんに愛玩されるなんて、屈辱的です」
男「普段君はどんだけ俺を下に見てるんだ」


654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/22(金) 05:39:25.72 ID:FFXM7yMyO [3/12]
  • 身体測定(ボクっ娘Ver.)

男「よぅ、梓。身体測定の結果どうだったよ」
女「なんでタカシに教えなきゃいけないんだよ」
男「見せて減るもんじゃないし、別にいいだろ?」
女「女の子のプライバシーを覗こうなんて、ふてぇ野郎だ」
男「去年までは余裕で見せてたじゃん。もしかしてあれか、太ったからとかか」
女「おあいにくさま。減ってもいない代わりに増えてもいませーん」
男「ふーん、どれ」ヒョイ
女「わっ……」
男「持ってみた感じ確かに変わらないな。軽すぎて不安になるわ」
女「おいこら下ろせ馬鹿タカシ!」ジタバタ
男「ふははは、ちびっこの喚きなど我が耳には届かん」
女「身体測定の度にこんなことするから、教えたくなかったんだよ!」
男「そうだったのか。しかし嫌がってるようだから止めてやらない。高い高ーい」
女「高い高いすなっ、私は赤ん坊か!」
男「やっぱり愛でるには梓くらいの体重が最適だわ」
女「やーめーろーっ!!」
最終更新:2011年04月24日 21:05