126 名前:言葉を噛んでしまった新妻みこちん 1/2[] 投稿日:2011/07/30(土) 20:51:18.01 ID:3K8kR8bfO [1/2]
「ただいま~」
『ふん、こんな時間まで仕事とはご苦労なことだ。おかげでどんどん私の睡眠時間が減っていくぞ』
「いつもすまないなぁ。でも、辛かったら先に寝ててくれてもいいんだぜ」
『そうしたいのは山々なのだがな。悲しいことに旦那の体調管理も嫁の大事な仕事の一つなのだ。
第一、理由はどうあれこんな時間まで起きて晩ご飯を作ってやってるんだ。少しは感謝してもらいたいものだがな』
「ふふふっ、そんなこと言ってるけどさ~実は俺のこと心配してくれてるんだろ?尊はやっぱり優しいなぁ!」
『……やれやれ、男の自惚れ程哀れなものはないな。言っておくがな、お前のことなど全く心配などしていにゃいっ!!』
「…………」
『…………』
「……にゃい?」
『……う、うるさいっ、少し舌を噛んだだけだ!!いちいち揚げ足を取るなバカっ!!/////』

127 名前:言葉を噛んでしまった新妻みこちん 2/2[] 投稿日:2011/07/30(土) 20:52:55.00 ID:3K8kR8bfO [2/2]
「いただきま~す!(モグモグ)うん、美味いっ!!やっぱ疲れてる時の尊の料理は最高だなぁ!」
『はいはい、分かったからさっさと食べてくれないか。皿が片付かなくて困るんだ』
「まぁそう言うなって!俺の為に、心を込めて作ってくれた料理はちゃんと味わって食べないとな!」
『戯れ事を。残ってた食材で適当に作っただけだ』
「適当ねぇ。このシチューなんてすごい手間隙かけてそうな気がするけど?」
『…その程度で勘違いをしてくれるなら有り難い。お前の舌はバカで助かるな』
「ははっ、そりゃあお前以外の料理なんて知らないしな。いつも美味しいご飯をありがとう!」
『……お世話などいらん。第一、お前に褒められても嬉しくなんてにゃ…』
「…………」
『…………』
「……プッ、また噛んだw」
『がああぁぁぁっ!?黙れ黙れ黙れ!!その口を閉じんかバカ者ぉっ!!///////(バシバシッ)』
「痛いよ~叩かにゃいでよ~止めてくれにゃいか尊~」
『か、からかうなぁ~!く、クソ、やっぱりお前なんて大っ嫌いだっ!!!!////////(かああああああ)』
最終更新:2011年08月05日 16:46