82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 00:50:55.96 ID:MMCjLJmK0 [1/6]
お題作成機回したんだけどマジFUCK
河川敷
幼馴染
体だけが目当て
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 02:21:42.83 ID:MMCjLJmK0 [2/6]
82で書いてみたけど脳みそ腐ったみたいだ、俺は。
「幼馴染に呼ばれて夕暮れの河川敷に来たんだけど、何これ決闘? と思わざるを得ない俺なのでした」
「おーい、何で端っこで丸まってんのー?」
「ひぃっ! 何でもするから、目を狙うのはやめてください!」
「別に狙ってないよ!」
「な、なんだ。いきなり呼び出すから、酷い目に合わされるのかと。具体的には鼓膜破ったり、喉仏を毟り取られたり」
「発想が怖いよ! ボクと一体何だと思ってるのさ!」
「何だと思ってるって、身長150cm、体重48kg、上から69・47・72なのに、空手は黒帯で瓦5枚を笑顔で
叩き割る幼馴染の梓さんでしょ?」
「こ、こらあぁぁぁ!!」
「え、俺なんか間違ってた?」
「間違ってないよ! っていうか、一部が異様に正確すぎるよ! どうしてスリーサイズとか体重とか知ってんのさ!」
「そりゃ、毎週水曜日に梓のお母さんが教えてくれるんだ。え? 知らなかったの?」
「知らなかったよマミイィィィィ!!」
「おばさん、心配してたぞ。おばさんが梓の頃には既にDカップは――」
「聞きたくないよ! そんな話! ボクの気持ちなんて、解らないくせに……」
「……余り気を落とすなよ……じゃぁな」
「うん、ありがとう……て待って待って待って!」
「え?」
「え? じゃないよ! 話があって呼んだんだよ!」
「ひぃっ! 生爪剥がされる!?」
「剥がすか! お金貰ってもタカシの爪なんかいらないよ! 話が進まないよ! いいから黙ってボクの話を聞け!」
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 02:25:07.96 ID:MMCjLJmK0 [3/6]
「はい」
「う……どうしてそんな真っ直ぐ目を見てくるのさ……」
「人の目を見て話を聞くのは基本だろ? それより、話ってのは?」
「え、えっと、あの……言う、言うからね? ちょっと待って、整理するから」
「イヤだ」
「えぇ? 待ってくれないの!?」
「うん、はい、ごー、よーん、さーん……」
「あ、あうぅ、え? じゃ、じゃぁえと、あの……」
「た、タカシの体だけが目当てだから、ボクと付き合え!!」
「え、なにそれこわい」
「な、なんだよ!」
「ちょっと、梓さん。よく考えよう?」
「な、何? なんだよ?」
「お父さん、そんなふしだらな娘に育てた覚えはありませんよ?」
「ふ、ふしだらじゃないよ! どうしてそんなこと言うの!?」
「いやいや、今の言い方はおかしいよ? ちょっとやり直したほうがいいんじゃない?」
「や、やり直すの? は、恥ずかしいよ……」
「とにかく、頑張れ」
「う、うん……」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 02:28:11.82 ID:MMCjLJmK0 [4/6]
「た、タカシと体だけの関係を持ちたいから、付き合って!」
「よし、カット、はいNGねー。もっかい行きまーす」
「行きますじゃないよ! どうして? ねぇ、なんでNGなの? あとその監督みたいに教科書メガホンみたいにするのやめて、
すっごいムカつく! すっごいムカつく!!」
「あのね、そんな告白ないと思うんだよ。っていうか、前より具体的にふしだらになってるからね?」
「えー……こんなに一途なのに? 小学校の頃からずっと、タカシしか見てないのに?」
「うん、気持ちは嬉しいんだけど、この告白でOK出しちゃうのはちょっとお互いに辛いと思うんだよね、後々」
「そ、そーかな?」
「やりなおそ、な?」
「で、でも……やっぱ、ものすごく恥ずかしいんだけど……」
「解った。ちゃんとできたら、告白OKしてやるから」
「え、OKってもうそれでいいんじゃ……」
「はい、TAKE3いきまーす」
「その監督みたいなの本当やめて、お願いだから」
「早くしないと、『夕暮れの河川敷』っていうロマンチックなシチュエーションがなくなっちゃいますよー」
「くっ」
「夜の河川敷って怖いよね。基本真っ暗だし」
「解ったよ! もうっ! その代わり、ちゃんとできたら絶対OKしろよな!」
「もちろん」
「た、タカシだけの体が目当てなんだ! 付き合ってください!」
「惜しい! 惜しいわー、それ。『体が目当て』から抜け出せないの? それ切り離せないの?」
「だって、タカシのお母さんがこう言うと良いって」
「何教えてんだよマミイイイィィィ!」
「え? 違うの?」
「違うよ、マジで意味解んねぇよ? それともアレ?『精神は肉体なしではあり得ない』とかそういう哲学的な話なの?」
121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 02:30:31.66 ID:MMCjLJmK0 [5/6]
「し、知らないけど……」
「はぁ、もういい。疲れた。いいよ、付き合う、付き合うよ」
「そんなぐったりした感じで言われても!?」
「って言うか、もう俺たち周りから付き合ってるって思われてるよ」
「うそっ!?」
「本当に。まぁ、だからってわけじゃないけど。ちゃんと俺、梓のこと好きだし」
「うっ……ほ、ほんとタカシは恥じらいがないていうかさー、そういうのさらっと言うの、やめたほうがいいと思うよ?」
「解った。じゃぁ、俺、梓の69cmのバストを好き放題こねくり回したいから、付き合うよ!」
「なんでそんなこと言うの!? 正直すぎるよ!! ボクのナイスバディにメロメロなのは解るけど」
「ほら、帰るぞ? もう暗くなってきたから、手をつなげばいいんじゃないかな?」
「う……ヘンなことしない?」
「俺はしないけど、あそこに立ってる髪の長いずぶ濡れの恨めしそうな女の人はどうかな?」
「誰もいないよね! 嘘言わないでよね! そんなもん見えてないよね! 怖くなんてないんだからね!」
「わーったから、いい加減、行くぞ」
「むぅー、結局、なんか全然ロマンチックじゃなかったよね?」
「そんなの、これから俺がいくらでもやってやるわ」
「ふ~ん、タカシの甲斐性でできるかなぁ?」
「おう、乞うご期待だ。砂浜でイチャコラとか、プラネタリウムでイチャコラとか、観覧車でイチャコラとか」
「へ、へぇ……い、いかにもおこちゃまな感じだね。で、でもタカシがどうしてもって言うなら、付き合ってあげるけど……」
「どうしても今から親のいない俺の家にどうしてもお泊りしてどうしても朝チュンコースをどうしても2人で味わいたいんだどうしても」
「どんだけ言うんだよ! そんなに言われたらなんかヤだよ!」
「どうしても69cmをペロペロしたいんだどうしても」
「瓦5枚割拳!」
「ぬふぅ」
終わり
最終更新:2011年08月26日 01:08