[] 投稿日:2011/08/20(土) 17:47:59.85 ID:jNTIhnRXO [1/5]
『こら、タカシ!朝だぞ、さっさと起きろ!!』
「……ぐー……すー……」
『お前が起きんと朝ご飯が片付かんのだ、いい加減に起きろこのバカ亭主!』
(ゆさゆさ)
「……まだ眠いよ……もう少し寝かせてよ……」
『黙れ。休日だからといって惰眠を貪っていいわけではない。仮にも私の旦那ならシャキッとせんかシャキッと!』
「もうちょっとだけ頼むよ……昨日も尊が激しかったおかげで全然寝れてないんだし…」
『…なっ……な、ななな、なんて事を言うんだバカ者っ!!!ひ、人のことあれだけイジメておいて……!///////』
「……アーナニモキコエナイキコエナイ……」
『……ぐっ……む、無視とはいい度胸だな……!いいだろう、そんな最低男は……こうしてやるっ!!!』
(ドゴッ)
「……がはっ…!?」

255 名前:新妻みこちんと朝 2/4[] 投稿日:2011/08/20(土) 17:52:52.64 ID:jNTIhnRXO [2/5]
「ゴホッ、ゴホッ……朝から酷い目にあった……無防備な状態で殴るのは止めてくれって言ってるじゃないか尊!」
『起きない貴様が悪い。しかも、なんだあのせ、セクハラ発言は!?パンチ一つですんだだけありがたいと思え!!』
「…だって事実じゃん(ボソッ)」
『もう一度殴られたいか!?(ギロッ)』
「い、いえ、何でもございません!!私が悪かったです!!」
『…ふん、分かればいいんだ分かれば。ほら、朝ご飯の用意できてるからさっさとリビングに…』
「……っと、その前に」
(ぐいっ)
『えっ…!?ちょ、いきなり何を……』
「決まってるじゃん…」
(チュッ)
『んんっ…!?んっ…ちゅっ…んふっ……』
「……ふぅ。ふふっ、おはようの口づけは忘れたらダメだよね、尊?」
『……あっ……べ、別に私は……ふ、ふん、勝手にしろっ!!//////』

256 名前:新妻みこちんと朝 3/4[] 投稿日:2011/08/20(土) 17:54:03.72 ID:jNTIhnRXO [3/5]
~デレ期~

『タカシ……タカシ……!』
「……ぐー……すー……」
『もう朝だぞ、そろそろ起きたらどうだ?』
(ゆさゆさ)
「……まだ眠いよ……もう少し寝かせてよ……」
『眠いのは私だって同じだ。だが、このまま寝ているだけでは休日が余りにもったいない。だから、な?』
「もうちょっとだけ頼むよ……昨日も尊が激しかったおかげで全然寝れてないんだし…」
『…ちょ~っと待て。「今夜は寝かさないぜ!」とか何とか言って私をさんざん弄んだのはどこの誰だったかな?』
「……アーナニモキコエナイキコエナイ……」
『ほ~う、無視とはいい度胸だな。いいだろう、そんな奴は……こうしてやる!』
(こちょこちょ)
「ひゃっ!?やめっ!腹はっ!弱っ……あはははははっ!」

257 名前:新妻みこちんと朝 4/4[] 投稿日:2011/08/20(土) 18:01:13.78 ID:jNTIhnRXO [4/5]
「はー……はー……あ、朝から酷い目にあった……くすぐりは弱いから止めてくれって言ってるじゃないか尊!」
『ふふっ、すまない。だが、お前を起こすのはこれが1番効果的だからな。揺さぶりで起きなかったお前が悪い!』
「そりゃまぁそうだけど…」
『……そ、それにな、せっかくの休日だし、一緒に過ごせる時間は……できるだけ長いに越したことはないしな///』
「……!!」
『なっ、なんだその顔は!?』
「……ははっ、いやゴメンゴメン。やっぱり尊にゃ敵わないと思ってさ。
そうだな、せっかくの休みなんだし有意義に過ごさないとな!」
『うむ、分かればよろしい』
「それじゃあ早速朝ご飯を……(くいくいっ)……んっ?」
『……その前にだ。タカシ、何か忘れている物はないか?』
「あれ、俺何か忘れてたっけ?」
『……おはようの口づけだろうが(むすー)』
「あっ……あちゃー俺としたことが大切なことを忘れてたな。ほら、尊…」
(チュッ)
『あっ……タカシ……』
「愛してるよ尊……んっ」
『んっ……ちゅっ…んっ…んふっ……私もだ…タカシ…んんっ…//////』
最終更新:2011年08月26日 01:19