114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/23(火) 21:25:30.56 ID:XC0zZkalO [10/18]
女「あっちぃなー…」
男「本当にな。補習帰りで火照った脳髄だと余計に暑い」
女「アイスでも食いてーなぁ。コンビニでも寄ってくか?」
男「かつみさぁ、見かけによらず甘い物好きだよな」
女「なんだよ、お前だって男のクセに甘い物好きじゃねーか」
男「まぁな。ちなみにかつみはどんなアイスが好きなんだよ」
女「俺か? 俺は甘ければ何でもいい」
男「うわぁ、さすがかつみ。ざっくりした答え」
女「んだとコラ、そういうテメェは何が好きなんだよ。人のこと馬鹿にできんのか?」
男「俺はカップのバニラアイスが好きだな」
女「ほら見ろ。お前だって具体性がなくてざっくりしてるじゃねーか」
男「待て待て。俺がカップのアイスを選ぶのには理由があるんだからな?」
女「なんだよ、その理由って」
男「だってカップのアイスなら、かつみにあーんして食べさせてもらえるかもしれないだろ?」
女「し、しねーよ馬鹿! 何言ってやがんだ!?」
男「いやいや、これはただの俺の願望だから。そこまで頑なに否定するなよ」
女「とにかく、俺はそんなこと絶っっっっっ対しないからな!!」
男「そうだよな、普通そんなことようせんわなー」
女「……してみてぇのは、山々だけどよ」
男「えっ?」
女「お、お前以外にならするって言ったんだよ!! いちいち聞き返すな!!」
男「えっ?」
女「だから聞き返すなっつーの!! もう!!」
最終更新:2011年08月26日 01:52