135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/08/23(火) 22:26:11.35 ID:yhSutaLN0 [2/2]
つお題・かつみんが素直キャラの声優だったら
161 名前:>>135[] 投稿日:2011/08/23(火) 23:46:12.28 ID:F3GHVjXv0 [19/23]
「『うんっ! だって君のこと大好きだもんっ!』」
「…………」
「『えへへー、おいしい? おいしい?』」
「…………」
「『やったぁっ! えへへ……隠し味はね……あ・い・じょ・う・だy』」
「…………」
「…………いつから見てた」
「『もうっ! そんなにおっぱいが見たいなら……あたしの……見せてあげるよ?』から」
「そうか死んでくれ」
「ぎゃーーー! まてまて! わかってる! わかってる! アレだろ!? か、彼氏にはそんな感じの態度なんだろ!? わかってるよ!」
「…………ぇよ」
「え?」
「彼氏なんていねぇよ! このクソボケ! ぶっ殺すぞ!」 ドゴッ
「げはぁっ!! うぅ……じゃあ……誰に向けての言葉なんだよぅ……」
162 名前:>>135[] 投稿日:2011/08/23(火) 23:47:02.78 ID:F3GHVjXv0 [20/23]
「…………仕事だよ」
「仕事?」
「言ってなかったけどな……最近声優の仕事もらって……それで……」
「あー……そういえば演技関係の仕事って言ってたもんなぁ……そうか、声優か……」
「ふん……似合わねーとか思ってんだろ……だから言いたくなかっt」
「すげーな! さっきの、演技とは思えなかったぜ! もう一回見せてくれよ!」
「んぇえっ!? や、ヤダよ気持ちわりーな! なんでテメーなんかに……」
「えー、でも、そのウチ人前に出て演技しなきゃなんねー時もくるかもよ? そんときはもっとキモい奴らがうじゃうじゃいるんだぜ? その予行演習と思えば、さ?」
「…………わかったよ、やるぞ……」
「wktk」
「『大好きだよっ!』」
「」
「『えへへ、どうしてもっていうなら……キス……してあげよっか?』」
「」
「『お弁当……美味しい?』……っておい、聞いてんのか」
163 名前:>>135[] 投稿日:2011/08/23(火) 23:48:00.67 ID:F3GHVjXv0 [21/23]
「 ……はっ!? あ、ご、ごめん……あまりに可愛くて、魂抜けてた」
「ふんっ! ただボーッとしてただけだろーが。言い訳すんな」
「いやほんとに……でも、俺もそんなこと言われてみてーなぁ」
「……なんだ……言われたい相手がいんのか」
「うん、完全に片想いだけどな。プレゼントとかも嫌々受け取ってくれてるだけみたいだし……本気で嫌われてるわけじゃないみたいだけどな……
この前も買い物付き合ったけど、楽しいんだか楽しくないんだか、俺のこと散々罵倒するだけだし……ま、しょうがないけどな」
「…………お前に好かれるなんて、ホント不幸なヤツだな。変態ストーカーが傍にいるってだけで、寒気がするぜ」
「……そうだな。それはそれとして、続き聞かせてくれよ」
「ん…………そうだな……さっきまでは素直キャラだったけど、次はツン→デレのデレやるから」
「はは、面白い役もらったもんだな」
「ふん…………いくぞ」
「おう」
164 名前:>>135[] 投稿日:2011/08/23(火) 23:48:25.05 ID:F3GHVjXv0 [22/23]
「……普段は素直じゃないけど……ホントは君のこと大好きなの」
「…………」
「でも恥ずかしくて……傷つけることいっちゃうけど……ホントは大好きだから……だから、他の娘が好きなんて聞いたら……泣いちゃいそうだよ……」
「…………」
「素直じゃなくてごめんね……大好き……」
「…………」
「……おわりだ……なんか言えよ」
「ぁ……いや、目見ながら言われると……俺に対して喋ってるみたいで……なんつーか、ドキドキした」
「……ふん……どうだ、これが俺の実力だ」
「おう、すげーな。しかも暗記してるなんて、やっぱお前すげーよ」
「は? 暗記?」
「え? いや、素直キャラの時は台本見ながらだったじゃん。でも、今のは台本見るどころか出してすらいないし、暗記してたんだろ?」
「ぁ…………あああーーー! そ、そうだよ! 暗記してたんだよ! すげーだろ! あははははは! ばーか!」
最終更新:2011年08月26日 01:54