47 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日：2011/09/01(木) 20:01:11.44 ID:stV4XHQIO [15/23]
男「ただいまー…」
女「遅っせえェェェェェェ！！」
男「うわっ！」
女「仕事終わったら一分一秒でも早く帰って来いって言ってんだろが十分も遅れてんじゃねーよこのウスノロ！！！」
男「悪い、帰りの電車がダイヤの乱れだかで遅れてさ……」
女「遅れる時は一報入れろっつってんだろーがあァァァァァァァ！！」
男「その荒れ様……またいつものが出たのか？」
女「……」ｺｸﾝ
男「ったく……ほれ、来い」
女「……」
男「連絡忘れたのは悪かったよ。最近は落ち着いてきたから大丈夫だと思ってたんだがな」
女「……大丈夫な訳あるか。外に女でも囲ってるのかと思って不安だったんだぞ」
男「俺にそんな甲斐性あるかよ」ｷﾞｭｯ
女「……ごめんな、こんな面倒くさい女で」
男「まぁ、こうしてギュッてしてやれば、癇の虫も収まるから簡単だけど」
女「……なんでこんなになっちまったのかなぁ」
男「案外、俺にこうして欲しくて無意識にやってんじゃね？」
女「んな訳あるかよ、バーカ……」ｷﾞｭｯ
最終更新：2011年09月04日 00:23
