[25] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/03(土) 03:05:12.68 ID:qOFxqNGlO
男「なぁ、尊。なんか懐かしいもん見つけたんだけど」
尊「ん、なんだ?……結婚式の写真じゃないか」
男「あれからもう三年か。早いよなー」
尊「貴様の不甲斐なさはこの頃から変わらないがな」
男「不甲斐なさかぁ……思い返せば、あの頃は尊にプロポーズするのも躊躇ってたなぁ」
尊「そうだな。何をどう足掻いても、貴様が駄目な人間だというのは分かりきっていたのにな」
男「そう言うなよ。これでも収入のこととかで当時は悩んでたんだぞ」
尊「そのせいで何年も結婚を待たされた私に言いたいことは?」
男「あれ? 確かあの時は、『ちょうど良いタイミングだから仕方なく結婚してやる』って言ってなかったか?」
尊「むっ……」
男「口ではそう言いながら、その実何年も待っていてくれるなんて、健気っすねぇ」
尊「貴様はそういう嫌なことばかり良く覚えているな……死ねばいいのに」
男「すまんな……じゃあ、改めて俺からお願いするよ」
男「尊。これから先、五年経っても十年経っても、何年過ぎても、俺と一緒にいてくれるかな?」
尊「……確約はせんぞ。いずれお前に愛想を尽かせて、捨てるかもしれないからな」
男「そうならないように今から努力しときます」ギュッ
尊「……そうしておけ」ギュッ
最終更新:2011年09月08日 16:08