n36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/08(木) 14:19:39.35 ID:2s5LxO8S0 [7/11]
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別府タカシくん、別府タカシくん。至急、生徒会室まで来てください。

「まーた呼び出しだ~」 ギャハハ

「遅刻ばっかりするからあの鬼会長に目ぇつけられるんだよ! ほら行ってこい!」 バシッ

「はぁ……行ってくる」

「せいぜい死なないようになー!」 ギャハハ

~~生徒会室~~

「ん…………」 スリスリ

「あのさぁ……」

「んー?」 サスサス

「遅刻を理由に俺を呼び出すの、もうやめない?」

「何を言っとるんじゃ、私用で校内の設備を使えるわけがなかろう」 ギュー

「だってそのおかげで先生にも目ぇつけられてるし……単位も結構ヤバいかもしれないよ」

「だから譲歩して週六回のところを週三回に減らしてやったじゃろうが」 ハムハム

「でもさぁ……」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/08(木) 14:19:56.79 ID:2s5LxO8S0 [8/11]
「ぐちぐちとやかましい男じゃの。卒業なら儂がどうとでもしてやるわい」 ペロペロ

「んっ…………そうは言っても追試とかもあるかもしれないし……」

「大丈夫じゃ、そのための根回しもきちんとしておる」 ナデナデ

「つーか……」

「なんじゃ?」 チュッチュッ

「こんだけスキンシップされて動いちゃダメとかマジで拷問だろ」

「…………だって……男は狼じゃと母様が……」 スリスリ

「じゃあ頼むからスキンシップをやめてくれ……」

「嫌じゃ~、コレをしないと元気が出ないのじゃぁ~」 ハムハム

「つーかこんなコトできるんだから付き合ってるコト隠さなくても恥ずかしくないだろ……」

「だって……バラしてしまったら、この時間もなくなってしまうかもしれんのじゃぞ? そんなの耐えられん!」 ギュー

「あー! もぉー!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/08(木) 14:20:40.35 ID:2s5LxO8S0 [9/11]
ツンとデレの落差が一番激しいのは老成さんだと信じてやまない
最終更新:2011年09月14日 00:56