[42] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/10(土) 09:01:52.55 ID:2ED5lZUu0
姉「起きなさい愚弟!」(ゲシッ!ゲシッ!)
弟「痛痛痛! わかったから! 起きるから蹴るなって!」
姉「ふん、いつまでも惰眠を貪ってるあんたが悪いのよ」
弟「惰眠って……まだ9時じゃんか、休みの日くらい好きなだけ寝かせてくれよ」
姉「そういうところがダメだって言ってんの!
  どうせ中途半端な時間に起きて『はらへったー、ねーちゃんメシー』とか言うんだから」
弟「ぅ…ま、まぁ否定はしないけど……けど、そうやって蹴ったりキツイこと言うけどさ、
  結局何だかんだでメシ作ってくれるよな。そういう姉ちゃんのさりげなく優しいとこ好きだぜ」
姉「すッ!? な、何言ってんのよ! そんなお世辞言ったって誤魔化されないんだからね!
  いいからさっさと起きなさいよね! いつまでもうだうだしてたらホントにご飯作ってあげないんだから!」
弟「おっと、そりゃ困る。姉ちゃんの愛情たっぷりの朝メシ食わないと一日の元気が出ないからな」
姉「あ、あ、愛情なんか一欠片も入ってないわよ! とにかく! 着替えて顔洗って歯を磨く!
  ご飯作って欲しかったらお姉ちゃんの言う事聞きなさい!わかったわね!」
弟「はいはい。わかったよ、弟思いの愛しいお姉様w」
姉「な!?!? こ、この…バカ愚弟―――――ッ!!!!!」


姉(まったく…寝顔を堪能しに行ったら予想外の良い事があったわ…
  んもぅ、弟くんったらお姉ちゃんをトキメかせる天才なんだから…)

父「さっきからニヤニヤしながらクネクネしつつメシの用意をしてるんだが、何やっとんだあいつは?」
母「あれは、中国の奥地に古くから伝わる『武羅魂』という、神への感謝を捧げる儀式よ」
父「ほぅ、そうなのか。母さんは物知りだな」(ナデナデ)
母「べ、別に褒められたって嬉しくも何ともありませんからね!」
最終更新:2011年09月14日 01:08