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299 名前:1/3[] 投稿日:2011/09/13(火) 13:32:49.04 ID:sNRz3bHvP [2/5]
「ずっと探してた本が見つかるなんて、今日はついてるな・・・」
『う~ん・・・どうしようかな』
「うん?あそこにいるのは・・・愛しの先輩じゃないか!」
『よし買おう、っとだれも見てないな』
「せーんーぱーい!」
『な、なななな、べ、別府か』
「何をそんなに慌てているんですか。なにを買おうとしてたんです?」
『き、君には関係ないだろ・・・』
「ぬいぐるみですか・・・意外と可愛い趣味してるんですね」
『こ、これはだな・・・そう、手に取っただけだ、う、うん、別に買おうとは・・・』
「別に隠さなくても俺の気持ちは変わらないのに・・・むしろ好感度アップ?」
『君の気持ちなど知ったことか、もう話しかけてくるな』
「そう言わないでください、買い物帰りに偶然先輩を見つけたんですよ、無茶苦茶ラッキーじゃないですか」
『私にとっては不幸なんだが、はぁ・・・それじゃあな』
「ちょっと待ってくださいよー」
『・・・』
「・・・」 
『・・・ついてくるな』
「せっかく会えたんですし、買い物に付き合いますよ」
『いらん・・・』

300 名前:2/3[] 投稿日:2011/09/13(火) 13:33:36.96 ID:sNRz3bHvP [3/5]
『・・・いや、そうだな、この機に一人じゃ持って帰られない物も買うか。ほらこれ持て、中を見るなよ』
「おっと・・・おや、大きさのわりに軽いですね。なにが入ってるんです?」
『女性の買った物を知ろうなんてデリカシーがなさすぎるんじゃないか?』
「そうですね、申し訳ないです」
『分かればいいんだ。・・・っとここだ。それじゃ外で待っててくれ』
「あいさー」
2時間後・・・
『なにやってんだ、次行くぞ』
「いや・・・ちょっと待ってください、重っ」
『なんだもう根を上げたのか。ならもう帰っていいぞ』
「ここまで来てそれはないでしょ・・・少し休憩しましょうよ」
『私は休憩する必要がないんだが』
「そう言わずにお願いします・・・」
『まったく仕方ないな、そこのベンチでいいか』
「ういーっす・・・ん、ここは・・・」
「ちょっと先輩、お手洗にいって来ます」
『さっさと行ってこい』
「ういうい」
更に1時間後・・・
「ここが・・・先輩の家ですか」

301 名前:3/3[] 投稿日:2011/09/13(火) 13:34:11.21 ID:sNRz3bHvP [4/5]
『ほら、荷物を置いたらさっさと帰れ』
「せっかく家にまで来たんですから入れてくれても・・・」
『寝言は寝て言え』
「えーそれはないでしょ。仕方ない、今日は諦めますがいつかお邪魔しますよ・・・!」
『そんなことは絶対にないから諦めろ』
「世の中なにが起こるか分からないですよー。っとそうだ、これあげます」
『なんだ、紙袋・・・?』
「開けてくださいよ」
『ん、・・・こ、これはあの時のぬいぐるみじゃないか』
「お手洗いにいった時に買ったんですよ」
『余計なことを、別に買わなくてもよかったのに』
「でも超欲しがってたじゃないですか」
『そ、そんなことは・・・いや、そうだなこれが欲しかったんだ』
「大事にしてくださいよ」
『その、なんだ・・・ありがとう』
「おぉ・・・ぬいぐるみを持つ先輩のその顔は反則だろ・・・」
「せんぱーーい!!」
『きゃあっ!抱きつこうとするな!』
「先輩好きですー!」
『来るなぁー!』

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/13(火) 13:35:02.19 ID:sNRz3bHvP [5/5]
終わり。

後輩にからかわれる先輩って最高ですよね
最終更新:2011年09月14日 01:53