317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/04/30(土) 01:42:52.20 ID:LvCqiyb+0
「祭りらしいな」
「……なんじゃ、唐突に」
「祭りだよ、ま・つ・り」
「……『纏』……?(……わし?)」
「そうだよ、その『祭り』。『祭り』って良いと思わないか?」
「(わしが良い……?)……タカシ、その、突然良いと言われても困るのじゃが?」
「え、なんでだ? 何かおかしいこと言ったか?」
「い、いや……そんなことはないのじゃが……///」
「だろ? いやー、(誰かと)一緒なら楽しいし思い出も作れるし……そだ、一緒に行こうぜ?」
「い、いく(……イクじゃと!?)な、なな……は、破廉恥じゃぞ!!」
「は? 破廉恥って……なんで纏と一緒に(祭りに)行くだけでハレンチなんだよ?」
「イクだけ……お主、意味を分かった上でわしとイきたいと言っておるのか?」
「いや、そりゃ分かってるけど」
「……それは……わしでなければ駄目だということなのじゃな?///」
「いや……別にそれは纏がいやなら山田とかでもいいけどさ」
「…………お主、そういう趣味じゃったのか!?」
「いや、纏、さっきから変じゃないか? なんでお祭り行くだけで趣味の話になるんだ?」
「(お纏り……『お祭り』か!)謀りおったな!? ……ややこしい真似をするでないこの愚か者っ!」
「うぉっ!? ――危ねっ、なんで引っ叩こうとしてんだよ?」
「わしがどれだけ緊張したと思っておる! ……少し期待してしまったではないか!」
「なんでお祭りごときで緊張すんだよ……ていうか、期待って何だ?」
「う……、うるさいわっ! そこに直れっ!!!///」
最終更新:2011年05月01日 19:12