40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 21:59:28.06 ID:0nT5NWzg0 [1/3]
「よ、良く来たの…、歓迎してやるぞ……///」
「……あれ、くるとこ間違えたかな」
「!! せっかく歓迎しておるのにその言い草はなんじゃ?!」
「普段ならもっと辛辣な言葉を言いつつも入れてくれる感じじゃないか」
「家庭の事情のひとつやふたつ、ぬしにもあるであろ。そのうちの一つと思えばよい」
(なんか調子狂うな……)
「まあいいや。じゃあ部屋に通してよ」
「うむ。こっちじゃ」
「あれ、なんでお前が夕飯までもってくるんだ?」
「中居の仕事もどんなものか学んでおかねば女将はつとまらんのじゃ」
「しかし、その口調は接客するときも変わらないんだな。一応今の俺は客だろ?」
「客なら客らしくもっと感謝の気持ちの一つや二つ、出さんか」
「チップの要求かよ。……キス?」
「……///」
「冗談だよおい涎出てるぞ」
「お、おお……そんな馬鹿みたいな冗談、聞けるものか!」
「じゃあ……食後のプリン?」
「ふん、片腹痛いわ」
「だから涎」
旅館の娘と親の出張が多い幼なじみな感じ。
最終更新:2011年09月19日 15:15