[135] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/16(金) 03:42:15.08 ID:voxXDQjX0
SS。分割 no.1
タ「タオル一枚巻いてなにしてんだ……まさか夜這い?」
無「違うの、出たの」
タ「出た、って……性欲が?」
無「お風呂からは出たけど……来ればわかるから。お願い」
タ「行くよ、行くけどさ」
無「あれ……」
タ「うわでかっ。クモか」
無「無駄に機敏な動きとかあのわさわさした足とかほんと駄目なの」
タ「害はないし大丈夫だろ」
無「じゃあ害はないからあなたの部屋に大量のセミの抜け殻ばらまくわ」
タ「新手の呪いかよ」
無「いいから早くして、風邪ひいちゃう」
タ「殺虫剤もってくる」
無「みみみ見張ってるから早くして」
[136] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/16(金) 03:43:42.43 ID:voxXDQjX0
SS no.2
タ(役得だよなあ)ガサガサ
無「いやああああああああ!!!」ダタダダッ
タ「どうした?!」
無「こっち!!こっちきた!!やだー!!」ガバッ
タ「落ち着こう?!タオルとキャラ忘れてるから落ち着こう?!」
無「?! ……み、見ないで」
タ「あー、うん、抱きつかれてたら顔しか見えないから」
無「……不可抗力ね、仕方ない。とりあえず服を取りに行くわ」
タ「よしじゃあこのまま一緒に」
無「目をつぶればいいでしょ」
タ「デスヨネー」(これがおあずけか……)
無「目を開けたら抜け殻まくからね」(あんなに早い鼓動、直に感じてたらこっちまでおかしくなりそう)
無「着替えた」
タ「なんで俺のジャージなんだよ」
無「パジャマは蜘蛛のいる浴室に置きっぱなしたから」
タ「まあ、見て来るわ」
無「待ってる」
[137] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/16(金) 03:47:21.77 ID:voxXDQjX0
SS no.3
タ「いなかった」
無「う……そ……」
タ「どっかいったんだろ」
無「どこ?うそ、そんな……」
タ「いなくなったし、よかったじゃん?」
無「無理。絶対無理。寝てる間に絶対沸いて出る……」
タ「……顔色悪いぞ、大丈夫か?」
無「……お願い、一緒に寝て」
タ「求愛?」
無「もう、それでもいいから。だから蜘蛛が出たら絶対私に近づけないで」
タ「ああ、わかった。とりあえず俺の寝間着がないし、夢子のパジャマ取ってくるから着替えてよ」
無「だめ」
タ「え、なんで?」
無「パジャマと一緒に下着も置いてるから」
タ「そういう大事なことは蜘蛛を見に行ったときにいって欲しかった」
[138] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/16(金) 03:48:56.60 ID:voxXDQjX0
SS no.4
無「暑い……」
タ「まあ、同じベッドに入れば仕方ないよね。クーラーないし」
無「今日はきっと厄日ね……」
タ(充実した1日だった……)
無「おやすみ」
タ「お、おう、おやすみ」
無「待って電機は消しちゃだめ。蜘蛛がきても見えないから」
タ「ほんとに苦手なのな……わかった。おやすみ
無「………」
タ「………」ゴロン
無「………」
タ「……なんでガン見してんの」
無「寝れないだけ」
タ「ふうん」
無「……近い」
タ「顔赤いけど。風邪引いた?」
無「……少しね」
ツンもデレも控え目だけど甘め えっちぃ続きは書いたことがないのでない
最終更新:2011年09月19日 15:23