288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/17(土) 11:50:25.98 ID:qyqEgE/U0 [1/3]
ち「……あれ?」
タ「おい、扉の前で止まるな……って、あれ?」
買出しから帰ってみると、クラスには誰も居ませんでした
文化祭の前日、準備はほぼ終わっているのですが……
所々終わっておらず、投げ出した様になっています
タ「まぁ、とりあえず中に入ろうぜ、そろそろジュースの重みで俺の腕がやばい」プルプル
ち「……うん、私も重い…」
教室に入り、適当な机に荷物を置いて一息付く
ち「……ふぅ」
タ「ふぅ、じゃねぇよ、ちなみの荷物はコップとストローだけじゃん」ドサドサ
タカシも、ジュースの入った両手の袋と、背負っていた鞄を下ろしました
ち「う……うるさい、私にはこれで十分重いのよ…」
タ「ひ弱すぎるだろ……」
タカシが呆れたような声を出す
ち「……しょうがないじゃない、2lペット2本で筋肉痛になる自信が有るわ」フンスッ
タ「はいはい、もやしちなみんはたいへんでsいったぁ!」
ち「……もやし言うな…馬鹿タカシ」ゲシッ!
289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/17(土) 11:51:33.23 ID:qyqEgE/U0 [2/3]
馬鹿タカシの足を思いっきり蹴った…、ら私の足が痛いのでそこそこの力で蹴る
そうこうしていても、皆が帰ってくる気配は無い
ち「……みんな、何処行ったのかしら?」
タ「さぁ?大きなトラブルがあったか、荷物の搬入中か…」ガサガサ
そう言いながら、タカシは鞄の中からコーラを一本取り出した
500mlペットのそれはタカシが個人で買った物だったはず……うん、経費は使ってなかった筈
ち「……探しに行かなくていいかな?」
タ「帰ってくるだろ…、それより、俺は疲れた…」ゴクゴク
ち「………」
そう言うとタカシは、フタを開けてゴクゴクとコーラを飲みだした
正直、私も喉はカラカラなのだが、生憎私は買っていない
ち「……ねぇ、少し…頂戴」
タ「ん?良いぜ、はい」
ち「ん……ありがと」コクコク
タカシからコーラを受け取って、少しずつ飲む
普段はあんまり飲まないのだが、たまに飲むと……飲む…の…
290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/17(土) 11:52:10.50 ID:qyqEgE/U0 [3/3]
タ「あ、これって間接キスだな」
ち「…………」
キス……タカシと間接……きす///
ち「……///」プシュー
タ「ちょっ!ちなみっ!いきなり倒れるなっ!」ガシッ
ち「……えぅぅ…///」フニャフニャ
タ「ちなみーんっ!?」ユサユサ
とうぶん……動けないかも…///
山「お菓子の試作を皆で食べて帰ってみたら、教室内だけ異次元化していたでゴザル」
友「入り難いよねぇ…どうしよ」
心構えが無いとキスで倒れるちなみんは純情可愛い
最終更新:2011年09月19日 15:39