442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/17(土) 23:07:26.20 ID:QRlGPZuAO [13/15]
男「たっだいまー!」ガチャッ
尊「む?……タカシ? 何をしている」
男「いやー、今日は予想外に仕事早く終わって、残業しなくて良くなってさー」
尊「だったら連絡くらいしろ! 遅くなると言っていたから貴様の夕飯は用意してないぞ」
男「あれ? 夕飯、そんだけ?」
尊「そ、そうだ……悪いか」
男「薬味もなんもなしの冷やしそうめんじゃ、味気なかろうに……」
尊「一人で食べるのにそんな手の込んだことをするかっ!」
男「つまりいつもは、俺が食べるから丹精込めて作ってるんですね、分かります」
尊「貴様はそうやって私の挙げ足ばかり取りおって……私は知らんからな!」
男「ごめんごめん。まぁ、明日の朝飯までは我慢するから勘弁してけろ」
尊「……コンビニまで行って、何か買えばいいだろうが」
男「それでもいいけど、やっぱり尊の作ったもん食べたいし」
尊「……チッ。そんな言い方したら、私が食べづらいだろ。少しは考えろ」
男「はは、それもそうだな」
尊「ほら、そうめん半分くれてやるから、それで我慢しろ」
男「いいのか?」
尊「その代わり、あとで夕飯買いに出かけるからな。そのつもりでいろよ!」
男「ん、サンキュな」
尊「もとはと言えば貴様の責任なんだぞ。反省しろ……」ブツブツ
男(心なしか嬉しそうなのは俺の気のせいだろうか)ズルズル
最終更新:2011年09月19日 15:43