11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/19(月) 01:32:25.65 ID:bAzZeiY/0 [3/4]
子供が寝る時間待ってたら前スレ落ちてた。泣いた。
タ「タオル一枚巻いてなにしてんだ……まさか夜這い?」
無「違うの、出たの」
タ「出た、って……性欲が?」
無「お風呂からは出たけど……来ればわかるから。お願い」
タ「行くよ、行くけどさ」
無「あれ……」
タ「うわでかっ。クモか」
無「無駄に機敏な動きとかあのわさわさした足とかほんと駄目なの」
タ「害はないし大丈夫だろ」
無「じゃあ害はないからあなたの部屋に大量のセミの抜け殻ばらまくわ」
タ「新手の呪いかよ」
無「いいから早くして、風邪ひいちゃう」
タ「殺虫剤もってくる」
無「みみみ見張ってるから早くして」
タ(役得だよなあ)ガサガサ
無「いやああああああああ!!!」ダタダダッ
タ「どうした?!」
無「こっち!!こっちきた!!やだー!!」ガバッ
タ「落ち着こう?!タオルとキャラ忘れてるから落ち着こう?!」
無「?! ……み、見ないで」
タ「あー、うん、抱きつかれてたら顔しか見えないから」
無「……不可抗力ね、仕方ない。とりあえず服を取りに行くわ」
タ「よしじゃあこのまま一緒に」
無「目をつぶればいいでしょ」
タ「デスヨネー」(これがおあずけか……)
無「目を開けたら抜け殻まくからね」(あんなに早い鼓動、直に感じてたらこっちまでおかしくなりそう)
無「着替えた」
タ「なんで俺のジャージなんだよ」
無「パジャマは蜘蛛のいる浴室に置きっぱなしたから」
タ「まあ、見て来るわ」
無「待ってる」
タ「いなかった」
無「う……そ……」
タ「どっかいったんだろ」
無「どこ?うそ、そんな……」
タ「いなくなったし、よかったじゃん?」
無「無理。絶対無理。寝てる間に絶対沸いて出る……」
タ「……顔色悪いぞ、大丈夫か?」
無「……お願い、一緒に寝て」
タ「求愛?」
無「もう、それでもいいから。だから蜘蛛が出たら絶対私に近づけないで」
タ「ああ、わかった。とりあえず俺の寝間着がないし、夢子のパジャマ取ってくるから着替えてよ」
無「だめ」
タ「え、なんで?」
無「パジャマと一緒に下着も置いてるから」
タ「そういう大事なことは蜘蛛を見に行ったときにいって欲しかった」
無「暑い……」
タ「まあ、同じベッドに入れば仕方ないよね。クーラーないし」
無「今日はきっと厄日ね……」
タ(充実した1日だった……)
無「おやすみ」
タ「お、おう、おやすみ」
無「待って電機は消しちゃだめ。蜘蛛がきても見えないから」
タ「ほんとに苦手なのな……わかった。おやすみ」
無「………」
タ「………」ゴロン
無「………」
タ「……なんでガン見してんの」
無「寝れないだけ」
タ「ふうん」
無「……近い」
タ「顔赤いけど。風邪引いた?」
無「……少しね」
タ「体も火照ってる」すりすり
無「変な手つきで触らないでよ。お風呂上がりだし別に不思議じゃないでしょ」
タ「そっか。じゃあ湯冷めしないように暖めないと」ぎゅう
無「ばっ……ばか、暑いだけじゃない」
タ「それだけ?」スッ
無「……手、はいってるんだけど」
タ「入れてるんだけど」
無「馬鹿馬鹿しい。寝るわ」
タ「……結局下着つけてないんだ。ホックを外すの憧れてたんだけどな」
無「だから、浴室にあるっていったじゃない」
タ「独り言だから寝ててもいいよ?」
無「そういうところ、本当に頭にくる」
タ「……見た目で思ってたよりも柔らかい」ふにふに
無「風邪ひどくなってるね。どんどん熱っぽくなってきてる」
無「いつまで独り言言い続けてるの、気持ち悪い」
タ「またまたー、息荒くして強がっても説得力ないよ」
無「……だから、風邪引いたって言ったでしょ」
タ「そうなの?じゃあ顔が真っ赤なのも風邪のせい?」
無「っ!! っ~~~///」
タ「表情保つので精一杯だった?そんなに唇噛みしめてたら荒れるよ?」
無「……もう、勝手にすれば」
タ「続けていいの?それじゃあお言葉に甘えて」ふにふに
無「………」
タ「はぁ、落ち着くわー」ふにふに
無「よく飽きないね。乳離れまだ済んでないんじゃないの」
タ「たしかに。それじゃあ……」スススッ
無「っ。指、這わせないで。ぞわぞわする。ほんとやめて」
タ「あれ、寒い?」スススッ
無「だから……ふー……やめてってば」ハァハァ
タ「すごく汗ばんでるけど」
無「……脇に指いれないで」
タ「あー、ごめんごめん。抜くから」スンスン
無「っ……。なんで指の匂い嗅ぐの」
タ「少し甘酸っぱい」
無「盛りのついた犬みたい」
タ「変態じゃない、ちょっと趣向が変わってるだけ」
無「……変じゃない?」
タ「え、なにが?」
無「えっと、その……私の、匂い?」
タ「俺は好きだよ」
無「……そう」
タ「そうそう。あ、寝てていいよ。独り言だから。風邪なんでしょ?」
無「……そうね、すごく気分が悪くなってきた。ほんとに寝るから」ごろん
タ(絶対顔見られたくないだけだろ)
無(ううう、なにこれ、どうしよう……)
タ「まあ、俺は勝手にするけど」スルッ
無「ちょ、ちょっと、どこに手入れてるかわかってるの?」
タ「俺のジャージの中」
無「そ、それはそうだけど……うー」
タ「バラ肉、ランプ、内モモー」
無「さ、さすらないで」
タ「……あれ、すごい汗」ヌルッ
無「っ!?だ、だめっ!」
タ「大きな寝言だなあ」
無「だ、だめ……だって言ってるでしょ」ギュウー
タ「う、足締めらると痛いんだけど。それじゃあ……」ふー
無「ん、ふぁ……ぜ、絶対ゆるめないんだから」
タ「強情だなあ」ぱくっ
無「!! あぁぁぅぅ、あ……」くたぁ
タ「耳餃子おいしゅうございました。……あーあ、汗だくじゃないか」ヌルヌル
無「ど、どこ触ってるか……ぁ……わかってるの……?」ビクビク
タ「ちょっとわからないなー」くりゅ
無「うぅぅぅぅぅ……ふー……ふー」
タ「なに唸ってるの。俺よりよっぽど犬っぽいな」
無「順番……」
タ「ん?」
無「順番、おかしいでしょ」
タ「だって夢子が背中向けてるからじゃん」
無「………」ごろん
タ「真っ赤だし、泣いてるのか笑ってるのかよくわからない顔してる」
無「……照れるし恥ずかしいし、な、なのに気持ち……いい、し……
仕方ないでしょ!?……わ、私、変な顔、してない……?」
タ「ごめん、すごくかわいい」ちゅ
無「……よかった」///
タ「今度は笑ってる」
無「え、うそ……その、嬉しかったから。
なんていうかその、どんな顔をしていいのか、わからなくて……」
タ「表情ってのは、するものじゃなくて勝手に出るものなんだよ。
だから、嬉しいときには笑えばいいし、気持ちいいときは……」
無「んっ……うぅぅぅぅぅっ……」
タ「ほら、無理に我慢するから泣きそうな顔になってる」(い、いじめたい……)
無「ち、ちがうの……気持ちいいけど、恥ずかしい……ふくっ……から……だから…うぅぅぅ」
タ「」カチッ
タ「あーあ、俺のジャージびしょびしょだ」
無「こ、これは……んあっ?!」ヌリュッ
タ「簡単に入っちゃったよ。今までななんでもないって顔してたくせに、実は凄く楽しんでるんじゃないの?」
無「し、知らな………ぅぅぅ……私しらなぃぃぃ……」
タ「まともに舌回ってないしゃん。ほら」ギュウー
無「つ、つままな……」
タ「じゃあ……」ピンッ
無「~~~っ!!」ガクガク
タ「あーあ、お漏らし……」
無「や、やだ、見ないでぇ……」プルプル
タ「片手じゃ顔も下も隠しきれてないよ」
無「………」くたぁ
タ「気持ちよかった?」
無「………」
タ(あ、無表情に戻った)
無「……そこに座って」
タ「なんで?」
無「いいから。早く座りなさい」
タ「え、あ、はい」
無「………」ギュウー
タ「あだだだだっ?!もげる、もげるっ!!」
無「こんなものがあるからでしょ?何度もだめっていったのに」ギギギギギ
タ「ご、ごめんなさいごめんなさい、まじで、もげるー!」
無「もげそうなのになんで大きいままなの?ほんとはこうされるほうが好きなんじゃないの?」グリグリ
タ「こ、これは不可抗力で!」
無「ごめん、女の子だからわからない」
タ「あだだだだ!なんでもするから!まじでごめんって!」
無「なんでも?」ユル
タ「す、する、なんでもする」
(……なんで喜んでるんだ我が愚息よ)
無「で、電気……」
タ「え?」
無「だから、電気消して」
タ「……恥ずかしいから?」
無「………」コクン
タ「……続き、したい?」
無「………こんなにしといて、ほっとくの」ビショビショ
タ「まさかのおねだり……だいぶ素直になったなあ」
無「そ、そういうわけじゃ……ある……かもしれないけど……」ギュウー
タ「恥ずかしいのはわかったから僕の愚息を掴んだまま拳を作ろうとするのをやめてくれないか」プルプル
無「っ!!!」///
タ「あー、女の子になるかと思った……」
無「わ、わかったから、早く電気……」
タ(あ、また顔赤くなった)
無「……や、やっばりだめ!」
タ「え、電気つけたままでいいの?」
無「く、くくく……」スルスルスル……
タ「……え?あ……」ポト
無「いやあああああああああ!!!」プシュー
タ「わああああっ?!目が、目がああああ!!!」
結局蜘蛛退治の騒ぎで続きどころじゃなくなりましたとさ
最終更新:2011年09月19日 15:55