シノン
【登場作品】
ソードアート・オンライン
【アバター名】
シノン
【本名】
朝田志乃
【異名/相性/コードネーム】
シノのん(アスナからつけられたあだ名)
【年齢/性別】
17歳/♀
【人称】
一人称[私]、二人称[あなた][あんた](キリトや、GGOで敵対したプレイヤー等一部の相手限定)、三人称[基本的にキャラネームを呼び捨て。ただし年上の相手や目上の人にはさん付け]
【立場】
VRMMO『ガンゲイル・オンライン』(通称GGO)のプレイヤーで、ゲーム内でも最強クラスの狙撃手。
幼少時に母親を守るために銀行強盗を射殺した事でPTSDを患っており、学校でもそれが原因でいじめを受けていた。
そんな弱い自分を打ち倒す・克服するために、友人からの勧めもあり、弾丸が飛び交うGGOの世界にログインし続けていた。
死銃事件を切欠にキリトと知り合い、彼と共に死銃を打ち倒して事件を解決させる。
その後、キリトやアスナ達のおかげでいじめをしていた同級生達を逆に勇気をもって追い払う事に成功。
また、彼等が連れてきてくれた強盗事件の関係者から「助けてくれてありがとう」と礼を受け、
涙と共に、自らの過去に前向きに向き合う事が出来るようになった。
現在ではキリトやアスナ達のよき友人であり、アスナには「シノのん」というあだ名で呼ばれ、家にお泊りする間柄になったりしている。
GGOとは別にALOのアカウントも彼等の勧めで取得し、こちらでは狙撃銃の代わりに長弓を武器にしている。
【身体的な特徴】
年相応の少女型アバター。
青髪で、白いマフラーに薄緑色のジャケット、黒いショートパンツといった動きやすい軽装。
STR-AGI型のステータスの為、スピードは高く、細身の見かけに反して筋力もある。
具体的には、STR要求値の高い怪物狙撃銃ウルティマラティオ・ヘカートⅡをメイン武器にして、スピードを落とさず立ち回れる程。
余談だが、ALOでも殆どGGOと変わらないアバターをしており、そちらはケットシー特有の猫耳と尻尾が付随している。
【精神的な特徴】
冷静沈着で落ち着いた性格をしている。
死銃事件以前はどこか冷めた印象があり、過去のトラウマからリアルにおいては銃器に対して相当な嫌悪感を抱いていた。
今はキリト達のおかげでそれも克服しており、クールな性格自体は変わらないものの、比較的明るい様子が見られるようになった。
【技術/特殊能力】
GGOのトッププレイヤーだけあって銃器の扱いには比較的慣れている。
その中でも狙撃銃を得意としており、1km先の標的でも簡単に打ち抜くなど、狙撃手としての腕前はGGO内でも最強クラスに位置している。
長くに渡りスナイパーとして立ち回っていた為、風向きや湿度といった、長距離狙撃に影響を与える要素を瞬時に感じ取り、誤差修正できる技術を持っている。
ちなみにALOでは、当然重火器の類は存在していないので、長弓を武器にしている。
本来ALOでの弓は「槍以上魔法以下」という中距離戦用の武器で、スピードのあるシルフで短弓を使い立ち回るか、パワーのあるノームでバリスタを使い固定砲台となるのがメインだったのだが、
シノンはそんなセオリーを無視して、全種族中最も高い視力を持つケットシーで長弓というビルドを選択している。
そして先述したスナイパーとしての腕前があった為、ゲーム開始二週間目にして彼女は他のプレイヤーが成しえなかった長弓での長距離狙撃を、たやすく可能にしてしまった。
その実力は「100m先の相手に矢を連続で打ち込み接近すら許さず倒す」「火魔法より遠くから当てるとかありえない」という無茶苦茶ぶりであり、
キリト達ですら「対人戦では勝てる気がしない」と言うほどの(キリトに至っては内心土下座までしていた程の)高さを誇っている。
【把握に関して】
アニメ未登場である為、原作を読む必要あり。
シノンの把握自体は、原作5~6巻のGGO編だけ読めば十分に可能。
ALOでの彼女の様子については8巻の短編で描写されており、キリト達や読者に「シノンさん、マジかっけぇ!」と言わせる名シーンあり。
【備考】
登場自体は前述したとおりALO編以降のGGO編になる為アニメには未登場なのだが、ドラマCD『キリトの受難』には登場している。
その為、アニメ未登場のヒロインでは唯一声優が決まっており、沢城みゆきさんが担当している。
また、PSPソフト「ソードアート・オンライン インフィニティモーメント」にも、リーファと同じくまさかの参戦が確定している。
こちらではGGOのアバターではなくリアルの彼女に近い容姿をしており、投擲武器以外遠距離攻撃が存在しない筈のSAOで何故か弓矢を武器にしている・過去の記憶を失っているなど、かなり謎が多い設定になっている。
最終更新:2013年03月01日 14:25