流星群

作曲/かめりあ
作詞/かめりあ

流星群のように降りゆく

流星群のように落ちた

流星群のように降りゆく

流星群のように落ちた

コップの水に砂が落ちて 勾配が生まれる
浮かぶ水泡 沈む星 終わることのない降下

あの日 空にはいくつものドットが描かれ
僕の目はそれを直線だと認識していたのだろう

流星群のように降りゆく 僕らの未来は温度を上げ 白く光り 溶融しつつも眩む
流星群のように落ちた 幾百の顆粒が屈折する風景揺らし ガラスに沈む
流星群のように流れる 可能性の帯を不確かに捕まえ 放つ方向を曲げて
落ちて征くのは僕なのか 夜空を駆けた流星なのか 僕にも君にもわからない

汚れた液体が 僕の意識上から消え
代わりにあの日が 脳内に一瞬間で隙(げき)を産む

意識の遠くに誰かの声を憶えて 僅かな灯りが一部分の地面を切り取っていた

流星群のように降りゆく 僕らの未来は温度を上げ 白く光り 溶融しつつも眩む
流星群のように落ちた 幾百の顆粒が屈折する風景揺らし ガラスに沈む
流星群のように流れる 可能性の帯を不確かに捕まえ 放つ方向を曲げて
落ちて征くのは僕なのか 夜空を駆けた流星なのか 僕にも君にもわからない

流星群のように降りゆく

流星群のように落ちた

最終更新:2012年10月14日 04:02