では、予告通り街「青ムシ編」投下。
今日はいつもより短いです。
ただ、飛沢陽平編と、高峰隆士編が激しく関係してるので、
人物関係なんかはそっちで参照してくれ。
378 街 青井則生編 sage 04/05/3112:57ID:7S7cgnZt
青井 則生「青ムシ抄」グッドエンド
― 1日目(10月11日水曜) ―
現役高校生で、プロのエロ漫画家である青井則生(以下青ムシ)は、
ひねくれた性格、オタクな趣味、チクリ魔、真性のヘンタイだが、結局友達が欲しいだけという奴。
今日も登校途中にデジカメでのぞき写真を撮っていると、同じ学校に通う飛沢陽平を見かける。
しばらく見ていると、女の子と合流していたので、後を追って喫茶店へ行った。
会話を聞いていると、彼女の名前は「倉科亜美」といい、妊娠したという。丁度いい弱みを見つけた。
外へ出ると、考え込んでいる陽平に脅迫をはじめ、親友になる約束をとりつけた。
授業を終え、下駄箱の中をのぞくと、女子高生からの手紙が入っていた。
公園へ呼び出しされていたので、わくわくしながら向かう青ムシ。
またデジカメで盗撮しようとしているところに、篠田正志と名乗る男がやってきた。
手紙は彼が出したという。青ムシを呼び出すための非常手段として女子高生を装ったらしい。
喫茶店へ呼び出され、散々脅しつけられる。嫌になって、トイレの窓から逃げた。
外へ出ると、セーラー服の女の子が、喫茶店から出てきた。
正志と話しているところを見かける青ムシ。彼女は「水曜日」と呼ばれていた。
青ムシは一目惚れし、盗撮したくなったので、水曜日の後をつけた。
…が、階段を彼女が上り始めたとき、青ムシは彼女に蹴り倒されて気を失った。
気が付き、歩いていると、陽平と秋葉美奈子が美奈子の父の車で移動するところを見かける。
これは二人で父の会社へ行くのだと思い、亜美に陽平の連絡先をチクる。
379 街 青井則生編 sage 04/05/3112:58ID:7S7cgnZt
― 2日目(10月12日木曜) ―
登校中、陽平の後を着けて脅してから授業へ行く。
昼休み中に、白ブタと呼ばれているデブ男に声をかけられるが、青ムシは彼が嫌いである。
とっとと逃げ出して授業へ戻るが、授業は適当に聞き、陽平の観察をして終了。
放課後はぶらぶらして、夕方にドエロH2編集長の黒川に会うため、喫茶店へ行く。
3時間ほど待って現れた黒川に、エロ漫画原稿を見せるが没った。
変わりに黒川から酷い内容のシナリオを提案され、仕方なくそれをアレンジして描くことに。
作業の早い青ムシはとっとと書き上げ、黒川の元へと行くが、結局没った。
暗い性格を変えろと言われ、黒川はミリタリーウェアを青ムシに着せ
ホームレス狩りをさせられることになった。
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― 3日目(10月13日金曜) ―
夜の公園。黒川と青ムシと白ブタも加え、3人でホームレス狩りがはじまる。
黒川と白ブタはホームレスを撃っているが、青ムシは結局空き缶や看板ばかりを撃っている。
草陰がゆれ、そこへ白ブタが走り去り撃っていると、突然消える。
黒川が様子を見に行くと、白ブタは泡を吹いて倒れていた。それを見て目茶苦茶に撃ちまくる黒川。
それを尻目に逃げる青ムシ。草陰で110番していると、大男(高峰隆士)に蹴り倒された。
黒川に持たされていたリュックから、男はスタンガンを奪い、青ムシに当て、青ムシは意識を失った。
昼になり、ようやく眼が覚めた青ムシは、デパートのチラシでキャラクターショーがあるのを見つける。
が、携帯で黒川に白ブタに連載を頼んだと言われ、青ムシは黒川の機嫌をとり、自分のチャンスも得るため、
3時に黒川の元へ行く約束をした。
黒川の元へ行くと、新しい漫画の内容提案をされ、巧い方を採用と言われ、自宅に帰り、案を練った。
380 街 青井則生編 sage 04/05/3112:58ID:7S7cgnZt
― 4日目(10月14日土曜) ―
原稿をようやく書き上げ、一眠りしてから、キャラクターショーを見るため、デパートへ。
ショーが終わると、レンズ越しに美奈子と一緒に居る陽平の姿を見つける。
陽平に間接的な言い回しで嫌がらせを言っていると、美奈子が青ムシにビンタをするが、陽平は
他の彼女のことを知られたくないので、青ムシの肩を持った。
青ムシはとりあえずその場を去り、亜美の居る花やへ行き、陽平の居場所をチクった。
黒川の元へ原稿を渡しにいくと、白ブタが没になり、青ムシの原稿が採用されることになった。
調子に乗った青ムシは、ホームレス狩りを提案すると、黒川も元々そのつもりだった。
3人そろって車に乗り込み、公園目指して出発した。
が、途中で昨日の男(隆士)を見かけたので、攻撃することになった。
「井の頭通りよ、私は還って来たぁ!」掛け声とともに攻撃が始まるが、
青ムシの撃った弾は太った女(細井美子)に当たった。
黒川と白ブタは散々男に伸される。青ムシは助手席に置かれた自分の荷物を取ろうとしたとき、
攻撃され、右手を怪我する。左手で掴んだカメラのフラッシュをたいた瞬間男はひるんだ。
そのまま何とか逃げようとするが、尻に矢を射られて意識を失った。
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― 5日目(10月15日日曜) ―
看護婦に尻の手当てをしてもらっていた。矢は財布に当たっていたので大した怪我ではない。
だが、右手が複雑骨折しているので、ペンすら持てないため、原稿は描けないと言われる。
ショックを受ける。他の二人は再起不能だとも聞かされる。
病院を抜け出して編集社へ行くが、昨日の事件で警察に捜査されて大変だという。
青ムシ、黒川、白ブタの三人は業界で噂になっているため、爪弾きだと宣告されて外へ出た。
太陽の光を手でさえぎったとき、目の前にタクシーが止まった。
仕方なく乗る。座った席に銃が置かれていた。本物かと思ったが、運転手におもちゃだと言われた。
ちょうどそのとき、外で亜美とユキが走っていくところを見かけ、タクシーを降りた。
その後ろを陽平が追いかけてきている。行く手をさえぎるように青ムシは立ったが、あっけなく突き飛ばされ、
街宣車のうえで、陽平は今まで自分が秘密にしていたことをすべて話してしまい、弱みを握っていることは無くなった。
ふとポケットを探ると、そこにはさっきのモデルガンが入っていた。
マンガも描けない手になり、チクることも無くなり親友が居なくなったと街を彷徨う。
そのとき、目の前にあの男(隆士)がいた。
すべてはコイツのせいだと、切れてしまい、銃を撃ちはなった。
それと同時に花火があがった。そして、男は胸を押さえ、倒れこんだ。
銃は本物だった。
「青ムシ抄」完
382 街 高峰厚士編 sage 04/05/3113:01ID:7S7cgnZt
高峰 厚士「花火」グッドエンド
― 1日目(10月11日水曜) ―
夢を見た。三年前に家を飛び出した隆士の夢だった。
本当に可愛い子だと思った。誰よりもおとうちゃん子だと思った。
隆士は花火の好きな子だった。おとうちゃんとどっちが好きだという質問にも、お父ちゃんと答える子だった。
隆士の思い出はいつも花火につながっていた。
着替えをしているとき、妻に夢を見たと話すと、彼女も同じだという。
虫の知らせではないかと言いながらも、見送られながら家を出た。
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― 2日目(10月12日木曜) ―
今日も同じように隆士と花火をする夢を見た。連続4日目だった。
あの子は今どうしているんだろうと、考えを口にした。
隆士が幼いころ、大きくなったら何になりたいかと聞くと花火屋さんになりたいと答え、笑い合った。
着替えを済ませ、新聞を読んでいると、表から娘の声が聞こえた。
隆士と叫んでいた。息子が帰ってきたのだ。
嘘ではないかと考えたが、息子の声が襖の向こうで聞こえた。現実だ。
襖を開けるとあの可愛かったころの<隆クン>ではない、隆士がそこに居た。
だが、厚士は心と反対の冷たい言葉を隆士に浴びせていた。
隆士の心の叫びさえも感じ取っていたが、厚士は思っていることと反対のことを言っていた。
隆士は出て行く前に目で言った。「くそ。二度と来るもんか」と。
厚士は「行くな。隆くん。」そう思ったが、やはり口から出る言葉は反対のことを言っていた。
金でもせびりに来たんだろうと。そして隆士に殴られた。
暗い目で二度と戻るもんかと言って、<隆クン>は出て行った。
寂しさを感じながら、気を失った。
383 街 高峰厚士編 sage 04/05/3113:02ID:7S7cgnZt
― 3日目(10月13日金曜) ―
気が付いたのは、翌朝ベッドの上だった。
妻と娘が厚士を見て泣いていた。娘が隆士を家に上げたことを詫びた。
厚士も頭の中の<隆クン>を消し、娘を仕事へとベッドの上から送り出した。
妻と二人になり、妻はあなたが可愛そうだと泣いた。
厚士は一晩中うわごとを言っていたという。<隆クン、隆クン、花火だよ>と。
そう言いながら楽しそうに笑っていたと妻は言った。
楽しかったですね。あの頃は…。そう言う妻の目から涙がこぼれていた。
二度と息子の話はしないと決め、妻を家へと帰した。
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― 4日目(10月14日土曜) ―
目が覚めた。まだ隆士との思い出が頭から離れない。
花火とつながる息子の思い出が。
電話で佐久間という部下に連絡を取り、明日の夜8時きっかりにと、用事を頼んだ。
主治医に、明日の夜8時に目覚めるよう睡眠薬を打ってもらい、眠った。
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― 5日目(10月15日日曜) ―
目を開けると、夜8時少し前だった。妻と娘が来ていた。
不安げに見る二人に、厚士は心配ないと言った。
時計の針が8時ちょうどをさしたとき、厚士は窓の外の空を指差した。
そこには大きな花火があがっていた。
驚いた妻と娘は、それが厚士がやったことだと理解した。
10月15日午後8時は、隆士が生まれた時間だったのだ。
隆士に見せようとして、渋谷だけではなく日本中に丁度この瞬間、花火をあげさしていた。
厚士はただ、息子と一緒に見た思い出を胸に、花火を見つめた。
「花火」完
384 街の人 sage 04/05/3113:05ID:7S7cgnZt
以上で「街」全ストーリー終了です。
長い間お付き合いくださいましてありがとうございました。
分からないことなどありましたら聞いてください。補完します。
では、名無しの海深くに潜ります。
387 名無しさん@お腹いっぱい。sage 04/05/3122:29ID:NfHdbSs3
青ムシ、もうちょっと無かったっけ?警察に取り調べうけてたような。
アレ見て更に殺意が沸いた記憶が。
388 名無しさん@お腹いっぱい。sage 04/05/3122:30ID:iLoq9zOw
>>380
青ムシはまだ続きがあったような
刑務所で弁護士に面会する青ムシ
さすがに落ち込んでいる青ムシに
弁護士は君は銃が本物と知らなかったんだからきっと情状酌量されるよと言う
そんな青ムシが弁護士にペンと紙を差し入れして欲しいと頼む
青ムシはこんな状況でもまだ漫画が書きたかったのだ
こんな感じだと思いました。
393 街の人 sage 04/06/0109:50ID:Xgmyh60J
>>387
続き確かにあります。
でも、必要性を感じなかったので削除してしまいました。
スマソ_| ̄|....○
>>388
青ムシの「銃は確かに本物だった」の続き
補完ありがとうございます。
確かにその通りです。
そして再び名無しへと還る・・・
63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水)20:26:38ID:HATeyiBL
「街~運命の交差点~」というサウンドノベルゲームの
「花火」というシナリオを、宜しければお願いします。
とても感動するシナリオらしいのですが、そのシナリオを見るためには
途方も無い努力が必要らしいので‥
64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水)20:34:47ID:7dLVNiRs
>>63
まとめサイトにある
65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水)20:43:19ID:7dLVNiRs
…と思ったらまとめサイトにはまだ無いようだ
wikiから過去ログさがしてみ
66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水)21:28:58ID:Xp9rJcOc
じゃあ簡単に説明します。
大企業の重役である主人公。
企業には裏で兵器を取り扱っているという黒い噂があり、主人公の息子は反発し大分前に家を出ていた。
そんなある日息子がふらりと帰ってくるが、あまりにも昔と変わっていた(海外で傭兵をやって人も殺した事がある)
言い争いになり、今までの心労がたたったのか入院する主人公
入院生活で息子との思い出を思い返す主人公。
その中で一番の思い出だった花火を上げようと方々に働き掛け花火を打ち上げる
もうこの街にはいないかもしれないが、どこかで息子が見てくれる事を願い。
(街のその他の主人公達のエンディングで何故かあがっていた花火はこういう理由)
最終更新:2009年02月08日 19:12