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第1話 逆転の切り札

主人公の弁護士、王泥喜法介ことオドロキ君の初の法廷
それは7年前法曹を追われた伝説の弁護士、成歩堂龍一の殺人だった。
事件について黙秘権を行使するナルホドにオドロキは困る。
事件当時行われた被害者浦伏影郎とナルホドのポーカー勝負。
その一部始終を見ていたと言うウェイトレス。その証言を崩していくと
ウェイトレスと浦伏がグルとなり、ナルホドの不敗神話を崩そうとしていたことが分かる
オドロキの秘めた力が発動し、イカサマに失敗したウェイトレスが浦伏に殴られ気絶したこと
通報したナルホドが戻ってくると浦伏が殺されていたことが明らかになり
事件現場には4人目がいたことが分かる。オドロキの先生、牙琉霧人その人だった。
状況は霧人を犯人と示しているがその「証拠」がない限り、それを立証できない。
休憩時間にマジシャン姿の少女から渡された一枚のカード。
それは現場から消えたはずのイカサマカードだった。
「その証拠は違法だ!」何故、それが違法なのか・・・犯人はそれを確かに隠滅した
それはある筈のない「証拠」だったのだ。
そして、それを知っていた霧人の「証言」は何よりの証拠となった。

「これは復讐ですか・・・7年前・・・あなたが弁護士を追われた事件の」
「降りかかった火の粉を払っただけさ」
被害者は何者だったのか、霧人の動機は?多くの謎を残しながらナルホドは無罪判決を受けた

84 :逆転裁判4◆l1l6Ur354A:2007/04/13(金) 21:40:42 ID:8OOalYPS0
第2話 逆転連鎖の街角

自分の先生を告発したせいで職場を失ったオドロキは、ナルホドの電話を聞き
成歩堂芸能事務所にたどり着く。そこで出会ったのはマジシャン姿の少女、成歩堂みぬきだった。
事故にあったナルホドからひき逃げの事件、みぬきからパンツ泥棒、矢田吹麦面からラーメン屋台の
探索を依頼される。
ナルホドのひき逃げ現場、キタキツネ組邸前とその向かいにある人情公園でおこった殺人
被害者の医者宇狩輝夫が引いていた麦面の屋台。
犯行を自供する北木滝太とその弁護を依頼する並奈美波。様々な事件が一つに集約する
事件の調査をする宝月茜の趣味、カガク捜査の力を借りて指紋、足型などの証拠を集める
(蘇る逆転で登場した学生、海外留学して科学捜査官になる為帰国したが、試験に落ち刑事になった)

法廷の場に現れた検事、それは牙琉霧人の弟牙琉響也だった。
目撃者の証言を崩していく中、腕輪の反応とみぬきの協力で「みぬく」を物にするオドロキ
証言の中で相手が示す一瞬の緊張、クセを見抜くことで相手の嘘を見抜く力だった。
目撃者がパンツ泥棒であることを示し、証言を崩したオドロキは次の日の調査で
北木滝太が半年前抗争で心臓に弾を食らったことの真実を知る。
北木滝太はいつ死ぬかもしれない爆弾を抱えていた、その看護を担当し事実を知りながら
婚約者となっていた並奈美波こそ真犯人と告発する。
並奈美波は事実を認める・・・が、肝心の殺人の立証は出来なかった。
みぬきが反応でしなかった所で腕輪が反応し、更なる真実を追究したオドロキは
ある意味、響也に助けられ並奈美波の殺人の立証に成功した

86 :逆転裁判4◆l1l6Ur354A:2007/04/13(金) 22:04:43 ID:8OOalYPS0
第3話 逆転のセレナード
牙琉響也の率いる人気バンドガリューウェーブのライブに参加したオドロキとみぬき
ゲストのボルジニアから来日した歌姫ラミロアの歌を聴いたあと楽屋へ向う
「燃え上がるほど」という歌詞のところで響也のギターが燃えると言う演出があったが
響也本人はなにも知らなかったらしく、朝からついていないと怒っていた。
第三部が始まる際、楽屋に残ったオドロキは警備を命じられていた宝月茜と話していた。
その時、2発の銃声がラミロアの楽屋から響く、突入するとラミロアの通訳ローメイン・レタスが
倒れていた。オドロキは「犯人は見ていない・・・目撃者はめが・・・み」と最後の遺言を聞く

犯人としてあげられたのはマキ・トバーユ、ラミロアのパートナーで盲目の少年ピアニストだった
証言者として立ったラミロアはマキを庇おうと嘘の発言をしていた。
それを暴いていくとラミロアの方が盲目でマキは眼が見えていたと発覚する。
不利になっていくが、レタスが残したメッセージを見つけ、彼が国際警察だったと分かる。
ボルジニアから門外不出とされている繭。ある奇病の特効薬・・・
その謎を解いていくうちに、犯行時間の矛盾があり事件は第三部ではなく第2部で起ったと立証できる。
するとその時、ステージに上がっていたマキは犯行が不可能だったことになる。

ガリューウェーブのギタリストで国際課の警官、眉月大庵を告発するオドロキ
ラミロアの聞いた声の謎を解きあかし、響也がラミロアからもらったギターに
繭が仕込まれていた、マキはそれに協力していたことがわかる。
ダイアンの動機は掴めても殺人の証拠を提出することは出来なかった。
だが「証言」をすることは出来た。繭輸入の協力者マキの証言が
繭を国外に持ち出したものを極刑、だがここで認めれば日本の法律で裁かれる
ダイアンが奇病にかかった上司の息子を直す特効薬で取り入ろうとしたことが分かり事件解決

ラミロアは過去に事故に会い視力と記憶を失っていたが、この事件を通して
眼の手術を受ける決意をする。「いつか、また会いましょう」と言葉を残して

88 :逆転裁判4◆l1l6Ur354A:2007/04/13(金) 22:29:09 ID:8OOalYPS0
第4話 逆転を継ぐ者

最長3日で判決が出る序審制度。
新しく民意を反映させようとする裁判員制度のテストケースが行われようとしていた
これまで謎の動きを見せていたナルホドが委員長としてその裁判にオドロキを推薦する。
ある贋作師の殺人、犯人はその娘・・・事件はあまりにシンプルだった。
だが、調査の中で絵の下に隠されていた下書き、そこにはこれまでの3つの事件が描かれていた
毒は遅効性のものであり、娘の淹れたコーヒーではなく被害者が投函した切手に毒が塗られていたと分かるが
既に証拠の切手は存在していなかった。「証拠」を立証できないのだ。
そんな中、娘は倒れる。原因は父を手にかけた毒であった・・・。

起動する謎のメイスンシステム、ナルホドは画面のこちらに向って話しかける。
7年前の事件と今回の事件、いやオドロキの事件全てが一本の線に繋がると・・・

7年前の法廷、みぬきの父親奈々伏影郎こと魔術師或真敷ザックの弁護。
彼は師匠である天才魔術師或真敷天斎殺害の殺人容疑を聞かれていた。
前日に依頼され、ポーカー勝負だけで話を聞けなかったナルホド
相手は初めて法廷に立つ新人検事の牙琉響也だった。
弟子或真敷バランの目撃証言を崩したナルホドだったが響也は天斎の手記を持ち出し
ザックの犯行を証明しようとする。ナルホドの手元には法廷前にみぬきから渡された
謎のメモがあり、それは手記の破れたページとピッタリ合うものだった。
それを証拠として提出したナルホドを嘲笑い、響也はそれを作った贋作しを入廷させる。
「証拠品」を「捏造」した弁護士。それは最悪のレッテルだった。
ナルホドは弁護士バッジを奪われ・・・ザックは私に有罪は下せないと法廷から消えうせた

89 :逆転裁判4◆l1l6Ur354A:2007/04/13(金) 22:46:22 ID:8OOalYPS0
真実を見つけて欲しいと言うナルホド・・・7年前と現在の物語が交錯する。
師匠から脅迫されていたザックとバラン、消えたみぬきの母親
7年後現れた浦伏ことザック、みぬきに託そうとした或真敷天斎の興行権
7年前の証拠品の捏造と死んだ贋作師の謎
或真敷の腕輪を受け継いだオドロキの出生(みぬきの異父兄妹)
全てが集約し・・・贋作師の娘・・・本当の贋作師が死の淵を彷徨う中。最後の法廷が再開する。

次々と明らかになる真実・・・だが、この法廷で問われるのは贋作師を殺したのは娘かの一点
全ては7年前始まっていたとして、オドロキは投獄中の牙琉霧人を告発する。
あらゆる状況は牙琉霧人を犯人として示していた。響也も真実を知ろうとする。
だが「証拠」がなかった。ナルホドが突き止めた贋作師の手紙も証拠としては効力がない・・・
法律を武器にする霧人に為す術はなかった・・・「これまでの法廷」ならば

全てはテストケースに選ばれた裁判員が決定する。娘は「有罪」か「無罪」か
そのボタンは目の前にあった・・・結果は満場一致で無罪。

7年前。ザックの弁護は霧人が担当するはずだった、だがポーカーで相手の人間性を計る
ザックは霧人を降ろす・・・それが、ザックとナルホドに対する憎しみだった。
ここに事件は7年越しに解決をしたのだった。

裁判員の一人、ラミロアは目の手術をしオドロキとみぬきの母としての記憶を取り戻していた。
全てを知っていたナルホドはいつか2人に真実を伝えようと言う。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/14(土) 05:02:24 ID:YtHcSVof0
>>83-89
乙
ただ最後の方がちょっと解らんです。贋作師の殺人の動機は7年前の口封じ?
浦伏がナルホドに接触したのはみぬきに天斎の興行権渡す為?みたいだけど、
ウェイトレス気絶させてナルホドが通報した隙にみぬきに興行権渡すつもりが、
隙を伺ってた霧人に7年前の恨みで殺されたって事でおk?
しかしなんかまとめ見てると霧人が物凄い糞野郎に見えるね…


102 :逆転裁判4◆l1l6Ur354A:2007/04/14(土) 19:04:40 ID:u560k52y0
>>98
トリップは付けた方がいいと思う。新作だしね
確かに読み返してみるとよくわからん内容になっているね。ごめん
贋作師の口封じは7年前に発動するはずだったんだけど、毒の塗ってあった記念切手を娘が欲しがったおかげ無事だった。
7年後、事件を追っていた記者が来たことで飾ってあった記念切手を使ってしまい贋作師は死亡。
引きこもりの娘は霧人から外に出るおまじないとしてマニュキア(毒入り)を渡されていたけど
それは彼女が緊張すると爪を噛むくせを見ぬいた上での殺害計画だった。
娘が口に毒薬を運んだのはオドロキが法廷で追い詰めたせいで自分のせいではないと言う霧人
まじ外道

浦伏は7年前弁護を依頼した際、ポーカー勝負で負けているんだけどそれが悔しかった
そしてナルホドの不敗はみぬきの持つ力を使ったものと気づいていた。
だから今度こそ世間から完全に姿を消す前に決着を付けたかったみたい。
ちなみに興行権は勝負前に渡している。イカサマに失敗したら切れる辺りかなり短気
まぁナルホドには「みぬく」はないが「勾玉」の力で相手の心の嘘を見抜けるわけなんだが

補足でラミロアについて説明
或真敷天斎の一人娘、流れのマジシャンとくっつき魔術団を抜ける
事故で夫死亡、魔術団に戻ってくるが息子(オドロキ)は手放している
ザックと再婚、みぬき生まれる。>ザックとバランの射撃魔術のリハーサルで事故に
天斎、生存の事実を隠す>記憶喪失と失明のまま魔術団を離れる
遠い異国の地で歌姫に>スカウトされ世界デビュー>第三話の事件
手術で視力が戻り、記憶も取り戻す>ナルホドのおかげで自分の子供を知る。
いつか本当のことを知るまでラミロアとして見守る。

112 :逆転裁判4◆l1l6Ur354A:2007/04/16(月) 03:45:39 ID:RCPW0CPj0
>102
まぁしょうがないさね。
霧人は外道っちゃ外道なんだけど、一章でナルホドーとの電話のなかで壮絶に自爆してたり
(この自爆のお陰でナルホドーは彼を疑うきっかけになったわけだしw)
飼い犬には手をかまれるわ、初めて法廷に立つ弟相手に
一千万もかけて証拠捏造したり(これは後でナルホドーへの罠になるわけだが)
すべての動機はただの嫉妬だったり
かなり器小さいっつかお茶目さんwww

後七年前の天災の殺害犯人は誰でもなく、ただの自殺(はた迷惑だよなぁ)
余命いくばくも無い状態でザック、バラン両名に自分を射殺するように手紙で命令。
先にザック、後にバランが来たが、両者とも撃たず。バランが立ち去るときに自殺(射殺)
バランはそれを兄弟子ザックに罪を着せようと画策する。

130 :逆転裁判4:2007/04/21(土) 06:56:24 ID:TUUPyCij0
>112
霧人は偽造証拠は最初自分で使うつもりだった。
人気絶大な或真敷の弁護で勝てば名声が上がると考えてね。
だけどザックに降ろされて、ナルホドが指名されたから、
霧人はナルホドを逆恨みして、潰してやろうと考えて
弟に捏造証拠を教えた。

ホントどうしようもない奴だね。

132 :逆転裁判4:2007/04/21(土) 07:06:34 ID:TUUPyCij0
ザックを殺したのは、その時に自分を弁護から降ろした恨みから。


しかし、贋作師の親子やザックが親しくしていた記者を7年間も
見張るなんて、ボロが出る事にどれだけガクブルしていたんだよw
 あるのは、彼がグループの一員だからに他なりません。正体を知られる前に携帯を取り返そうとした彼は
 被告人との待ち合わせ場所で、被告人の同僚である町尾巡査と鉢合わせしてしまった。
 警察に自分の携帯を押さえられたと思った彼は、町尾巡査を殺して携帯を取り戻そうとしたのです!」
成歩堂の推理にあせる諸平野だが、次の瞬間笑いながら反論を始めた。
「僕はもう落とした携帯を取り戻したよ。その携帯は僕のじゃない、ということはその推理も無意味だ!」
取り戻した携帯を見せびらかす諸平野。たしかに言う通りなら推理は無意味だが…じゃあ、この携帯は誰のものだ?
ふと思い立ち、自分の名刺を取り出した成歩堂。そこに書かれた自分の携帯番号にかけると
鳴り出したのは諸平野の手の中の携帯。「諸平野さん…その携帯は、僕のですね」
やはり真犯人は諸平野だった。彼は成歩堂から携帯を取り戻そうとして、成歩堂の携帯を奪っていたのだ。
力尽きくずおれた諸平野は緊急逮捕され、殺人と詐欺行為への関与が明らかにされた。
審理終了後、やっと記憶を取り戻した成歩堂は、新鮮な気持ちで真宵との再会を思い出し始める…

173 逆転裁判2 第二話 1/2 sage 2005/05/16(月)00:27:32 ID:Ile8+KEo
【第二話 再会、そして逆転】
事件発生日時:6月19日午後2時頃(検死および目撃証言により断定)
現場:倉院の里「対面の間」内
被害者:霧崎 哲郎(キリサキテツロウ)35歳、外科医師。被告人に霊媒を依頼していた。
死因:射殺。こめかみを拳銃で一発。撃たれる前に、胸をナイフで刺されてかなりの出血があった。
容疑者:綾里 真宵18歳、霊媒師。事件当日、成歩堂と一年ぶりの再会を果たしたばかり。

[2-1]から約三ヶ月前。成歩堂の事務所を訪れた一人の男から話は始まる。
訪問者、霧崎医師は、霊媒の立会人を依頼してきた。霊媒を行うのは、実家で修行中だった真宵。
一人前の霊媒師としての初仕事に際し、彼女は気心の知れた成歩堂を立会人として求めたのだ。
霧崎医師は、一年前に彼の病院で起きた医療ミス事件が、直後に交通事故死した看護婦の責任だと断じ
看護婦の霊を呼び出して「医療ミスは私個人の責任です」という念書を書かせるつもりらしい。
当日、霊媒師の集う「倉院の里」には、成歩堂と霧崎医師のほかに、[1-4]で登場したカメラマン
大沢木(オオサワギ)ナツミ、霧崎医師に霊媒を紹介したオカルトマニアの大学生、葉中(ハナカ)のどか、
そして一連の儀式を監督する真宵の伯母、綾里キミ子といった面々が集う。
真宵と霧崎が、儀式を行う「対面の間」に入って中から鍵を掛けて間もなく、中から銃声が響いた。
扉を破って対面の間に入った成歩堂たちが見たのは、血の海に倒れた霧崎医師の死体と
拳銃を手にたたずむ霊媒装束の女性…「霊媒中は体格も変わる」という倉院流霊媒を使った真宵らしき姿。
キミ子の仕切りで混乱した場は片付けられるものの、駆けつけた警察によって真宵は逮捕されてしまう。

翌日、留置所で真宵と面会する成歩堂。悪霊を抑えられずに霧崎医師を殺してしまったと落ち込む真宵に
成歩堂は、全面無罪の方向性で弁護を引き受ける。…だが、密室での事件は圧倒的に真宵に不利。
真宵が成歩堂に託した勾玉を、倉院の里に居る真宵の従妹、綾里春美(ハルミ)に渡すと
真宵を実の姉のように慕う春美は、その勾玉に霊力を込め、捜査の助けになるようにしてくれた。
これにより相手の嘘を、心に掛けた錠前──「サイコ・ロック」──として見抜けるようになった成歩堂は
関係者の嘘を見抜きながら着実に捜査を進める。留置所の真宵に霊媒されて現れた
成歩堂の師匠、故・綾里千尋(チヒロ)も協力してくれる。……だが、成歩堂は見てしまった。
「犯人に心当たりは無いですか」と聞かれた千尋の心に、サイコ・ロックが掛かっているのを…。

真宵の裁判当日、「相手は狩魔検事」と聞かされて驚く成歩堂の前に現れたのは
[1-4]で倒した狩魔 豪(カルマゴウ)検事の娘、狩魔 冥(メイ)検事。アメリカで13歳にして検事の資格を取り
以後5年間無敗という若き天才検事。愛用のムチを振るい、裁判長を脅すかのように裁判を仕切る。
毎度おなじみイトノコ刑事の状況説明の後、証言台に立つのはあの日現場に居たナツミ。
「現場は密室で、自分たちが踏み込むまで被告人と被害者しかいなかった」という証言に
自分も現場にいた成歩堂は反論できない。…その時、春美の霊媒によって千尋が法廷に現れる。
千尋の助けによって、成歩堂は反論の糸口を得た。
(発想の逆転…密室に出入りした真犯人の存在を指摘できなくても、密室にはありえない事象を指摘すれば
 『現場は密室だった』という前提を崩して疑いを逸らすことが出来る!)
成歩堂が取り出したのは、春美から勾玉と共に預かっていた「対面の間」の鍵。
春美はこれを、屋敷の隅の焼却炉で見つけたと言うが、真宵が持っていたはずの鍵がなぜ焼却炉から出てくるのか。
検察側はこの事実に答えることが出来ず、さらなる捜査を要求して審理は持ち越しとなる。

174 逆転裁判2 第二話 2/2 sage 2005/05/16(月)00:28:43 ID:Ile8+KEo
6月21日、2度目の現場捜査。「サイコ・ロック」に助けられ、成歩堂の捜査が続く。
一方、かつての事件同様に、調子に乗って検察側の証人になってしまったナツミはいたく反省。
お詫び代わりに、葉中のどかに関する情報を教えてくれる。…今まで調べた情報と照らし合わせて
成歩堂はある事実を知る。のどかは、1年前に死んだ看護婦、葉中未実(ミミ)の妹で
しかも未実が死んだ自動車事故のとき、のどかも同じ車に乗り合わせ、大火傷を負っていた。
集めた情報を持って、留置所の真宵=千尋に面会した成歩堂は、千尋のサイコ・ロックに挑む。
「この犯行は、倉院流の流儀に詳しい人間で無いと不可能です。千尋さん、あなたが疑いつつ庇っているのは
 あなたの伯母、キミ子さんですね?」
キミ子が殺人計画を立て、霧崎医師にうらみのあるのどかが殺人の実行犯になったとすれば真相が見えてくる。
だが、キミ子ものどかも、簡単に罪を認めるつもりは無いようだ。冥検事の動向も含め、法廷は大荒れの予感。

6月22日、第二回の法廷。予想通り、検察側の証人として立ったのはキミ子。
「事件直後、霊の憑いた真宵を取り押さえそこねて逃がしてしまった」との証言。その内容に隙は無い。
事件後の真宵に、自由に出歩く時間があったなら、鍵が外に落ちていた件も説明がつくというわけだ。
この証言に続いて、のどかが証人として出廷。対面の間から逃げた真宵=未実が控えの間に現れ、
自分が霧崎医師に暗殺され、その復讐として彼を殺したと告白した…との証言をする。
二人の証人によって、昨日の法廷で提示された疑問は解消されたかに見えた。
だが、成歩堂はのどかの証言の矛盾を突き、彼女が控え室に居なかったと指摘する。
「のどかさん、あなたが対面の間にあらかじめ隠れて、真宵ちゃんを気絶させ、霧崎医師を殺したんだ。
 そして、それをお膳立てできるのは倉院の里の関係者、キミ子さんしかありえない!」
成歩堂の攻勢にたじろぐのどか。だが、彼女は踏みとどまって反論する。
「私にどんな動機があるんですか?…姉の復讐?私は半年も前に事故のケガから回復してるんです。
 半年も間を空けて、しかも、わざわざ霊媒の最中に殺す意味がありません」
もっともな指摘に反論できない成歩堂。だが、ここで退くわけには行かない。
ヤケクソで「一年前の事故」についての証言を求めたところ、のどかは気になることを言い出した。
「あなたはお姉さんの運転するアメリカ車に乗っていて事故にあったと言う…しかし、当事の新聞記事には
 あなたが『左側の扉から飛び出して一命を取り留めた』とある。だがアメ車なら左側は運転席でしょう!」
ついに成歩堂は真相を突き止めた。「葉中のどか」を名乗るこの女性こそ、本物の葉中未実。
一年前の事故で大火傷を負った彼女は、とっさに事故死した妹に成り代わって医療ミスの追及を逃れた。
だが、霧崎医師が霊媒を行えば、「葉中未実」が死んでいないことがばれてしまう。
真相を隠すために霧崎医師の殺害を狙うのどか=未実に手を貸したのがキミ子。
綾里の本家に対抗心を燃やす分家の彼女は、本家直系の真宵を失脚させるべく「霊媒中の殺人」を演出したのだ。
事件は解決し、真宵は無罪放免。だが、まさかの敗北を喫した冥検事は、なおも成歩堂に敵意を燃やすのだった。

278 逆転裁判2 第三話 1/2 sage 2005/05/21(土)02:40:23 ID:G1oQqKF9
【第三話 逆転サーカス】
事件発生日時:12月27日午後10時15分(検死により推定)
現場:タチミ・サーカス宿舎前広場
被害者:立見 七百人(タチミナオト)52歳、タチミ・サーカス団長。人望厚く、怨恨の線は薄いとのことだが…。
死因:後頭部を強打されて死亡。凶器は未発見だが、傷口からかなり重く、平たいものと推定される。
容疑者:マキシミリアン(マックス)・ギャラクティカ、21歳。世界レベルの技量を持つマジシャン。
     現在、タチミ・サーカスと契約興行中。上昇志向が強く、他の団員と仲がよくないとの指摘も。

仕事納めの用意をしていた成歩堂の元に、真宵からの電話が入る。町で興行中のサーカスで殺人が起こり
サーカスの花形マジシャン、マックスが容疑者として逮捕されたというのだ。
ミーハーな真宵に押し切られて弁護の売り込みに行く成歩堂。当の容疑者は状況を分かっていない風だが
自分が殺人容疑を掛けられているのだと理解したとたん「助けてくれ!オラやってねえよお」と田舎訛りで
成歩堂に泣きつくマックス(本名、山田耕平。実家は農家だそうだ)。
さっそく、サーカス内に入って聞き込み開始。団長の娘ミリカや、腹話術師のベン、
そして事件の瞬間を目撃したという、ピエロのトミーといった面々に話を聞く。
どうやら、マックスと他の団員たちの仲は良くなくて、特にベンとは事件直前にも大喧嘩があった様子。
事件直前まで団長と一緒だったこと、愛用のシルクハットが現場に落ちていたことなどから、マックスの容疑は濃い。

12月29日、第一回法廷。検察席に立つのは、もちろんリベンジする気満々の冥検事だ。
イトノコ刑事の状況説明の後、ベンが愛用の人形、リロを手に証人席に立つ。人形のリロは別人格のように
饒舌に事件当夜の様子を語り、事件直前に宿舎のほうへ向かうマックスを目撃した、と証言。
だが成歩堂は、彼がマックスを見たといいながら、被害者の立見団長を目撃していない事実を攻撃。
ベンが、ミリカに渡すはずだった指輪を猿のルーサーに取られ、猿を追いかけていたことを尋問で暴く。
「彼がテント前を離れていた間、誰でもそこを通れた。彼の証言の証拠能力は薄いですね」
ベンが退席し、次に現れたのはピエロのトミー。隙あらばウケを狙う彼をなだめすかしつつ証言は進む。
マックスが団長を殴る瞬間を見たというトミーの証言を、成歩堂は少しづつ切り崩し、ついに核心に迫った。
「あなたは被告が団長を殴って立ち去るのを見たというが、現場の雪の上には被害者の足跡しかないんです。
 この謎の答えを、なぜ一部始終目撃したはずのあなたが語らないんですか?」
目立ちたがりのトミーは自分で話を創作してしまっている、だから証拠にはならないと一刀両断。
そのとき、トミーが怒り顔で、新たな証言を語り始めた。
「アイツは飛んだんだ!足跡なんて残るわけないさ、だって、飛んでいっちゃったんだもん!」
法廷中が唖然とするが、どうやらトミーはこの証言だけは事実だと言って譲るつもりはないらしい。
まさか、真犯人は空中飛行のマジックを得意とするマックスなのか!?謎を残して審理は翌日持越しとなる。

279 逆転裁判2 第三話 2/2 sage 2005/05/21(土)02:41:27 ID:G1oQqKF9
12月29日午後、2度目の現場捜査。新たな事実が浮かぶ。マックス御自慢の彫像型トロフィーの紛失、
そして事件当日、ミリカに届いていた「殺人犯に告ぐ」という脅迫状。だが、ミリカはこの脅迫状を笑い飛ばす。
サーカスの箱入り娘である彼女には、サーカスというファンタジーこそが現実。父親の死も随分と軽く見ているらしい。
さらに、新たな目撃者が登場。現在は車椅子生活をしている元・軽業師のアクロ。
だが、成歩堂は彼の言葉の裏に見え隠れする怒りを感じ取る。どうやら、彼が車椅子を使うようになった「事故」が鍵だ。
サイコ・ロックを利用し、成歩堂はトミーから「事故」の真相を聞きだした。
半年前、アクロの弟、バットが猛獣使いの芸に挑んで大怪我をし、今なお意識不明。アクロの怪我もその時のもの。
成歩堂は、アクロが真犯人ではないかと直感するが、彼は冥検事によって証人として連行されてしまった。
果たして、この舞台に真相解明の幕を下ろすことは出来るのか?

12月30日、二回目の法廷。緊張気味のマックスを、ミリカとトミーが見舞う。ミリカは裁判と舞台の区別もついていないが
トミーは薄々、真相に気がついているらしく「アクロの度胸は一流だ、ハッタリで落ちる奴じゃない」と忠告してくれる。
いよいよ審理開始、検察側の証人はもちろんアクロ。「宙に飛び去るマックスを見た」と、昨日のトミーの証言を
肯定しようとするが、そんな証言を認めることは出来ない。成歩堂はこの証言を一蹴、さらにアクロを告発する。
「アクロさん、真犯人は貴方だ。脅迫状で被害者をおびき出し、その頭の上にロープでつるした凶器─
 ─猿のルーサーが持ち込んだ、マックスの胸像──を落とした。それなら車椅子の貴方でも、外の人間を殺せる!
 だが、被害者はその時、人目をはばかって、マックスの舞台衣装を借りて変装していた。帽子は現場に落ち
 そして、マントは胸像に引っかかり、胸像と共に引き上げられた。これが“飛び去る人影”の正体です!」
アクロには団長を殺す動機がない、と反論する検察に、アクロが狙っていたのは団長ではない、と切り返す成歩堂。
「真のターゲットはミリカさんだった。半年前の『事故』が、ミリカのいたずらの結果だったと貴方は知った。
 だが、人の死に疎い彼女は罪悪感を抱いていない。それに腹を立てた貴方は、脅迫状で彼女をおびき出そうとした。
 しかし悪意のない彼女は脅迫状に反応せず、代わりに団員同士のいざこざを見抜いた団長が来てしまった!」
遠隔殺人のためのトリックが災いし、相手を確かめる間もなく、実父のごとく慕う団長を殺してしまった──
悲惨な真相を暴かれながら、なおもアクロはポーカーフェイスを崩さない。
「すべて推測に過ぎません。肝心の凶器は見つかったんですか?」
冥検事が追い討ちを掛ける。昨日のうちにアクロの部屋の家宅捜査を行い、そのまま彼を出頭させた。
もちろん凶器は見つからず、処分する時間もなかった……だが、きわめて不利な状況から、成歩堂はひらめく。
「(凶器を処分する時間もなく、人知れず外出することも出来ない、ならば凶器をどこに置く?)
 …アクロさん。貴方の車椅子の下には結構なスペースがあるはず。ひざ掛けをとって下を見せてください」
この言葉に、ついに彼は屈する。法廷のど真ん中で凶器を隠匿していたとあっては申し開きは出来ない。
笑みを張り付かせたまま、彼は泣く。「俺は…いなくなるわけにはいかなかったんだ…すまない、マックス…」

事件は解決した。ミリカは、自分の無邪気さが人を傷つけていた事実を目の当たりにして激しく落ち込むが
アクロの心残りが、復讐の完遂ではなく弟バットの心配だと諭され、自分がバットを世話することを誓う。
一方タチミ・サーカスは、最古参のトミーを新団長に存続が決定。トミーはマックスへの慰謝料として
ギャラだけ払って契約解除を申し出るが、マックスは新生タチミ・サーカスのために公演続行を約束するのだった。

そのころ、某国空港で、イトノコ刑事から審理の顛末を聞く男がいた。刑事を通じてアクロの家宅捜査を実施させ
不在のまま今回の審理の青写真を作り上げた男──彼の向かう先は、日本。
「お帰りをお待ちしているッス、御剣検事殿!」

280 名無しさん@お腹いっぱい。sage 2005/05/21(土) 02:45:32 ID:G1oQqKF9
今回はここまで。次回は逆転裁判3部作の中でもややこしさ最大と言われる[2-4]。
豪華ホテルで発生した殺人事件、そして真宵が誘拐される緊急事態。
ヒーロー同士の確執、暗躍する殺し屋の影、そして「逆転裁判1」ユーザーには既にお馴染み
あの男が法廷に帰ってくる!次回「逆転裁判2」最終話「さらば、逆転」ご期待ください。

346 逆転裁判2 第四話 1/3 sage 2005/05/25(水)00:45:47 ID:0l1MpKq+
【第四話 さらば、逆転】
事件発生日時:3月20日午後8時15分(検死により推定)
現場:ホテル・バンドー内 控え室
被害者:藤見野(フジミノ)イサオ21歳、アクションスター。特撮ヒーロー番組「忍者ナンジャ」主演。
死因:衣装のマフラーを使った絞殺。死んだ後に、ナイフで胸を刺されている。
容疑者:王都楼 真悟(オウトロウシンゴ)21歳。特撮ヒーロー番組「トノサマン丙」主演。被害者とはライバル関係。

3月20日、成歩堂、真宵、そして春美の三人は、以前の依頼人である荷星三郎[1-3]の招待で
「全日本ヒーロー・オブ・ヒーロー」受賞パーティを訪れた。グランプリは、シリーズ最新作「トノサマン丙」が受賞するが
その直後に控え室で俳優、藤見野イサオの死体が見つかり、パーティは中断。
さらに、席を外していた真宵が何者かに誘拐されてしまう。「コロシヤ」と名乗る誘拐犯の要求は「無罪判決」。
藤見野の殺害容疑で逮捕された、王都楼真悟を無罪にしろというのだ。
さっそく留置所の王都楼に話を繋ぎに行く成歩堂。彼には所属事務所から弁護士が付くことになっていたが
「コロシヤ」の名を出すと、なぜか王都楼は成歩堂の申し出を受けて弁護依頼がまとまる。
サイコ・ロックで王都楼に「藤見野を殺していない」ことを確認した上で捜査開始。
現場のホテルで、関係者である荷星のほかに、ゴシップカメラマンに転向したナツミ[2-2]や
警備を担当していた“オバチャン”大場カオル[1-3]、王都楼のマネージャー、華宮 霧緒(カミヤキリオ)女史から話を聞く。
イトノコ刑事は事情を知って警察側の情報を流してくれるが、それが冥にばれて大騒ぎ。
そこに突如として割って入ったのは、これまで姿を隠していた御剣 怜侍(ミツルギレイジ)であった。
過去の事件[1-4]の後、自殺をほのめかすような書置きを残し失踪した御剣の再登場に、疑いの目を向ける成歩堂。
だが御剣はこの事件に関する情報を公開し、華宮マネージャーの先輩に当たる天野 由利恵(アマノユリエ)の自殺と
その直後の華宮の自殺未遂に関するる書類を手渡してくれる。クールなキャリアウーマンに見える華宮には
信頼できる人間に盲従する「依存」の性癖があるらしい。これが事件のヒントになるのか…?

3月22日、第一回法廷。「プレゼントを用意した」というコロシヤからのメッセージを受けていた成歩堂は
法廷で、冥が狙撃されて病院に運ばれたと聞く。有能な検事である彼女が倒れれば、確かに裁判は弁護側有利。
コロシヤのやり口に慄然とする成歩堂の前に立ったのは、代理を請け負った御剣であった。
「この一年で私が得た答え…それを、君も知ることになるだろう」
イトノコ刑事による説明の後、証人台に立つオバチャン。事件直後、控え室から出てきた王都楼を目撃したという。
だが、細部を追求すると、オバチャンが見たのはトノサマン丙の着ぐるみであることが判明(またかよ…[1-3]参照)。
さらに、オバチャンが王都楼を疑っていた「極秘スキャンダル情報」の正体が、ナツミの創作だったことが分かり
王都楼の容疑は薄まったかに見える。…だが、現場で目撃された「トノサマン」は誰なのか?
当然、トノサマン役の王都楼だと主張する御剣に成歩堂は反論。華宮マネージャーに疑いを向ける。
「その展開は予想していた」と、御剣検事はあらかじめ召喚していた華宮を召喚席に立たせた。
死体の第一発見者でもある彼女の証言に矛盾を見つけた成歩堂は「彼女こそ真犯人だ」と告発する。
現場にあった証拠を、次々と華宮に関連付けて攻め上げる成歩堂。実際、彼女には何か負い目があるらしい。
だが華宮は、肝心の部分には黙秘を通そうとする。その黙秘を崩すべく強硬手段に出たのは御剣だった。
「証人…貴様は自殺未遂の経験があるな。証言を拒むなら、私はその自殺未遂の理由をここで暴露する。
 恥を暴露されて証人が死を選ぼうと知ったことではない。だが私は必ず真実を明らかにする!」
その脅しに、ついに華宮は折れ、真実を語る。「私は殺していない。王都楼に疑いの掛かるよう工作をしただけです」
華宮は真犯人ではないのか!?うろたえる成歩堂の心中を知る由もなく、裁判長は
「証拠が足りません。判決の延期と再捜査を指示します」と、本日の審理終了を宣言した…。

無罪判決を取れずに呆然とする成歩堂。このままでは人質の真宵が危ないのだ。
その一方で御剣は、華宮が手にしていたカードを見て激しく動揺する。サザエマークの入ったこのカードの意味は…?

347 逆転裁判2 第四話 2/3 sage 2005/05/25(水)00:46:52 ID:0l1MpKq+
3月22日夜、じっとしているわけにはいかない成歩堂は、なんとか事件を解決しようと捜査を進める。
だが、その結果判明するのは暗い真実。事件現場から発見された隠しカメラが、王都楼のものと判明する。
そして、御剣が動揺したあのカード。華宮がうっかり事件現場から持ち去ってしまったそれは、ある殺し屋の「名刺」。
「虎狼死家左右ェ門(コロシヤサザエモン)、警視庁も長年追い続けている昔気質の殺し屋だ。
 依頼人に容疑が及ばぬよう、あえてカードを残して自分に容疑を向けるという流儀で知られている」
御剣が語る「コロシヤ」の正体。以来を請けた殺し屋の仕事となると、容疑者個人のアリバイは無意味。
成歩堂は、これらの事実を突きつけて再度王都楼を問い詰める。すると、王都楼は態度を一変させた。
「俺は『殺していない』。嘘は言ってないぜ。俺は殺し屋に依頼をしただけだからな!」
爽やかさを売りにするスター王都楼の、これが正体。他人を利用して使い捨てることに何の罪悪感も持たぬ男。
弁護すべき依頼人が真犯人、しかも人質を取られて逆らうことも出来ない。失意の成歩堂に御剣が語る。
「かつての私は、自分の勝利のために法廷に立っていた。だがそれに疑問を持ち、一度は死を考えもした。
 君はなぜ法廷に立つ。無実の依頼人を助けるためか?…弁護士の使命は他にある。だが答えは君自身が探すんだ」
やがて、虎狼死家が王都楼の自宅に居ることが判明し、警官隊が王都楼邸を急襲するが、虎狼死家は既におらず
そこには、こっそり残された真宵の置手紙だけがあった。
「王都楼を、必ず有罪にしてやってね!あたしのためにあいつを無罪にしたら、許さないから!」
自身の危険を知った上で、気丈なメッセージを送ってくる真宵。果たして成歩堂の決断やいかに?

3月23日、二度目の法廷。成歩堂の足取りは重い。殺人犯と知った上で、王都楼を弁護せねばならないのだ。
イトノコや千尋の協力で、虎狼死家の捜索は進んでいる。唯一の解決策は、時間を稼ぐこと。
成歩堂と御剣の全力のぶつかり合いで審理を長引かせ、真宵が救出するまで持ちこたえるしかない。
…審理開始。殺し屋の存在を知った検察側は、証人として荷星を立ててきた。
「事件当日、現場で王都楼と怪しげなボーイの接触を見た」という証言から、王都楼が殺人依頼者だと主張する御剣。
それが真実だと知っている成歩堂に反論の切り札は少ない。己の罪深さを承知で成歩堂は反論を開始する。
「今の証言から、依頼者が王都楼だとは断言できません。現場に居た華宮マネージャーが依頼人かも!」
その反論も予想済みとばかりに、御剣は華宮を次の証人として呼び出す。
彼女が語るのは、王都楼の藤見野殺害に至る動機、そして彼女自身の、王都楼への復讐の動機。
かつて、藤見野と婚約に至った天野由利恵が、王都楼に弄ばれた過去を暴露され、婚約解消に追い込まれて
自殺した…そのときの遺書。藤見野は、王都楼の所業について書かれたその遺書を
王都楼への切り札として隠匿していたのだ。
王都楼が滅却しようとして果たせず、法廷に持ち出された遺書が公表されると、法廷の空気は大きく傾く。
今や、王都楼が完全な悪役となり、それを弁護する成歩堂にも罵声が飛ぶ。
苦し紛れに「その文書はまだ筆跡鑑定をしていません。本当に天野さんの遺書かは分からない」と異議を唱えて
時間を稼ぐことに成功するが、もはや有罪判決は秒読み。真宵の救出は間に合うのか…?

348 逆転裁判2 第四話 3/3 sage 2005/05/25(水)00:48:06 ID:0l1MpKq+
(第二回法廷、続き)
休憩時間中に、最悪のニュースが届く。警官隊が虎狼死家の逮捕に失敗したというのだ。
虎狼死家の隠れ家にあった遺留品を、せめて法廷に届けようと車で疾走していたイトノコは、事故を起こしてしまう。
携帯電話の連絡も途切れ、イトノコがどこで事故にあったか調べる方法も無い…だが、成歩堂はあることを思い出す。
「狩魔検事だ!彼女はイトノコ刑事に発信機をつけて動向をチェックしていた。彼女ならイトノコ刑事を探し出して
 そこから証拠品を持ってくることが出来るはずだ!」
さっそく御剣が冥に連絡する。彼女が成歩堂の利になることに動くかは怪しいが、彼女に頼るほかは無い。
審理再開。瓢箪から駒で、くだんの遺書が天野の筆跡でないことが判明。検察は路線変更を余儀なくされる。
「動機による立証が失敗した今、新たに現れた証人を認めるしかない…。虎狼死家左右ェ門の証言を聞こう!」
法廷に運び込まれたのは大きな通信機。虎狼死家が、逆探知しないことを条件に証言をするという。
“依頼人の名前は…カミヤ キリオ様です。私の仕事に勝手に手を加え、他人に罪をなすりつけようとした。
 これを、私との契約に対する裏切りとみなして、私は依頼人をここに告発いたします”
法廷が予想外の証言にどよめく中、真相を知る成歩堂は虎狼死家の真意に気付く。
虎狼死家は、自分の仕事に泥を塗った華宮を陥れることで、真の依頼人である王都楼を救う気なのだ。
ここで成歩堂は、きわめて微妙な立場に立つ。この虎狼死家の証言を受けて、無罪判決を請うべきか
それともこの証言を論破し、王都楼を有罪にすべきか。無罪をとれば、華宮は殺人犯として裁かれる。
有罪をとれば、人質の真宵は確実に殺される。どちらをとる事もでき、どちらをとっても無実の誰かが破滅する。
あまりの責任の重さに成歩堂が硬直しているとき…法廷の扉を開けて、冥が飛び込んできた。彼女は間に合ったのだ。
彼女が持ってきた3つの証拠品を吟味し、成歩堂は一本のビデオテープを取り上げる。
「虎狼死家さん、聞いていますか?貴方が持っていたこのテープは、貴方の『依頼人』による貴方の仕事の盗撮です。
 貴方の『依頼人』は、貴方を信用するどころか、このテープで貴方を脅迫するつもりだったんですよ!」
これを聞いた虎狼死家は、「依頼人との契約解除」と、「荷物(真宵のことだ)の返却」を宣言して通信を切る。
青くなったのは王都楼だ。このまま無罪になってシャバに出ても、それは虎狼死家の復讐に晒されることを意味する。
彼は悲鳴を上げて、自らの有罪を宣言する羽目になった…。

事件は無事解決。真宵も開放されて皆が喜ぶ中、冥だけが不満げな顔。結局、成歩堂には黒星が付いたのに
彼が笑顔で居ることが納得できないらしい。「僕は自分が勝つために弁護士をしているんじゃない」と語る成歩堂に
冥は、腹立たしげに愛用のムチを投げ捨てて去ってしまう。
皆がホテル・バンドーで祝賀会を開く中、ひとり席を外した御剣は空港に赴く。そこにはアメリカに帰ろうとする冥がいた。
まだ納得行かない顔の冥に、御剣は語る。
「検事と弁護士の使命、それは両者が全力で戦うことで、真実を明らかにすることにこそある。
 君は、かつて私が抱いたのと同じ悩みを持ち、今、同じラインに立ったんだ」と。
それを聞いて、初めて年齢相応の(彼女はまだ18歳だ)泣き顔で涙を流す冥。
彼女の心は、もとより父・豪ではなく兄弟子・御剣の元にあった。
「私は狩魔冥よ!あなたなんか、すぐに追い抜いてやるんだから!」
再会を誓い、飛行機で去る冥。その手には、法廷で出すことの無かった第四の証拠品……捕らえられていた真宵が
戯れに虎狼死家のカードに落書きした、ふてぶてしく、そしてどこか頼もしげに微笑む成歩堂の似顔絵があった。
~逆転裁判2 END~

349 逆転裁判2 sage 2005/05/25(水) 00:49:11ID:0l1MpKq+
逆転裁判2、全四話これにて完結です。
法廷アドベンチャーとして高評価を得ている本作ですが、興味深いのは第四話の法廷クライマックスの選択肢。
「真宵が人質になっているのを承知で有罪を請う」「華宮が無実なのを承知で、王都楼を無罪にする」
実は、どちらの選択肢をとってもストーリーはまったく変わりません。成歩堂が緊張しすぎて
己の選択を口に出せずにいるうちに、冥が到着してストーリーは進行します。
…しかしラストで、千尋が「貴方があの時選んだ答え、それがあなたの『弁護士として戦う意味』なのよ」とコメントし
この選択肢の意義は、プレイヤー自身に帰ってくるのです。なかなか趣深いです。


最終更新:2009年02月08日 19:18