雲幸一郎

駿台予備学校数学科講師、SEG物理科講師、大数ゼミ講師、東大進学塾エミール講師。

得意技

雲キック(破壊力)
雲イヤー(地獄耳)
雲チョップ(パンチ力)
雲アイ(透視力)

この4つの技で不真面目な学生を苦しめる。
大島氏が雲キックの名付け親?詳細希望。

滋賀県出身。
私立創価高校、東京大学理学部数学科卒、
東京大学大学院理学系研究科数学専攻中退。
1989年より駿台予備学校数学科講師。
他に、SEG物理科講師、大数ゼミ講師、東大進学塾エミール講師を務める。
講習会では、主に駿台御茶ノ水校・市谷校舎に出勤し
「スーパー数学総合」
「スーパー数学総合完成ω」
「難関大数学・合否を決める全10題」
「東大理系数学」
「東大文系数学」
「医系数学」
「数学ファイナルアタック」
「京大プレ理系数学」
「京大プレ文系数学」
「入試本番直前演習:東大理系数学とどめの一撃!Ⅱ-整数編-」
などを担当する。

授業展開・人物

数学の本質をつく講義で知られる人気講師であり、
東大卒の多い駿台の中でも特に高度な授業を行う。
なお、「数学は暗記だ」というパターン暗記の考えは雲先生の考えと真っ向から対立するものであり、「理系科目は文系科目と違い、正しい答えを覚えて学ぶものではない、同じ問題は二度とでないのだから、暗記に走ると本質を見誤る」と繰り返し、授業ではほぼ毎回「なぜそうなるのか」「何を問われているのか」を常に考えながら解くことを促す。
自分の頭で考えようとしない学生・自ら手を動かさない学生には大変厳しい。
また、師の授業をとったものについては居眠り・遅刻は禁忌である。

通常授業では浪人生に対し直接に馬鹿にする発言を時にするが、
これは彼なりの愛情であり生徒の奮起を期待するものである。
厳しい言葉は浪人生にとっては耳が痛いが、なんだかんだいって雲先生のおっしゃることは至極正論であるという意見が多い。
しかし、講習になるといつもの”毒舌”は影を潜め急に優しくなる。
なお現役生に対しては毒舌は使わない。
ただし基本的なことに関する質問に対してはあまり丁寧には
説明してはくれないようだ。
たまに計算ミスをすると少々挙動不審になるが、意外ときちんと「ごめんなさい」と謝る。
その後しばらくは毒舌も影を潜める。
また、意外と茶目っ気もあるようである。

弟である雲孝夫はSEG数学科の講師である。
SEGでは雲孝夫との区別として授業担当欄に「雲K」と書かれるため、
SEGの生徒には「くもけー」と呼ばれることが多い。

受験生時代は各予備校の模試や大学への数学学力コンテストで満点を連発し、
自身が東大受験をした際、数学を全問正解し、
更に別解を添えたという伝説があるが、これは事実ではない。
また、その高度な授業ゆえに、「勉強のできる人は医学部を受ける」
と思っている医学部志望の学生から「雲先生は理三卒」あるいは
「理三を受験した」と信じ込まれるようになり伝説化したが、
これも全く事実ではない。とはいえ、このような伝説ができるという事は、
彼の学力と指導力の高さを示しているといえよう。

ちなみに甘いものが好物らしく、特にハイチュウとチョコレートがお気に入り。
同僚講師に「このくらいのチョコなら一瞬で食いますよ」と、
手で10×20センチほどの大きさを示して言ったらしい。
日本共産党の志位和夫に似ていると言われる。
センター試験の数学が大嫌い。
そんな雲先生も、年末は奥さん(美人だという噂)と娘さんとディズニーランドで年越し、という情報あり。

発言録

厳しい言葉が並ぶが、毒舌の前には「ホントにね、厳しいことを言うようだけどね、」、後には「・・・でもね、そうは言っても浪人してしまったんですから、皆さんはしっかり勉強して合格を勝ち取ってくださいね 」というフォローもある。生徒からはやる気が出る、という声も。
誤解無きよう、これは、浪人生に対する、彼なりの 優しさ である。

「こんな問題、10秒たりとも考えてはなりません」(理科大の問題に対し)
「このくらいの問題がね、満点取れないようじゃ、医学部なんて夢のまた夢なんでね。まぁこれは授業ですから、一応やっていきましょう」(XSテキスト解説時)
「今回2問ぐらいしか解けない人は入試でも2問しか解けないでしょう」(冬期直前講習にて)
「予習の時にこの問題が解けなかった人は相当がんばらないといけませんね」「こんな問題は予習の段階でできてもらわなければ、困ります」(XSテキスト解説時)
「君たちは理系なんでね。この程度の問題では・・・」(XSテキスト解説時)
「・・・これが引き算の基本ですからね。知らなかった人は小学校からやり直した方がいいでしょう」(XSテキスト解説時)
「この問題はね、ほんとにちょろいんでね、数2の中で一番簡単な問題です。この問題ができなかったらもう他に解いていい問題なくなっちゃいますからね」(XSテキスト解説時)
「こんなところに何年もいたらね、人生終わりますよ。もうほんとに寝る間も惜しんでね、予習・復習をする。駿台にお金貢いだってしょうがないですからね」(市谷で浪人生に対し)
「こんな問題ができなかったら理二だって無理ですからね」(XSテキスト解説時)
「この時期にこの問題ができないようでは、数学を受験科目から外して私立文系にしたほうがいい。分母に0代入するなんて、教える気なくしますね」
「この問題の答えはさっきと全く同じになります。にもかかわらず、別のクラスでまた同じ計算を繰り返している人がいたんですね。同じ計算を2度やっているわけです。時間がもったいないです。 2・3分前に解いた式と結果が同じになることに気づかなければそれは病気ですね。おじいさんおばあさんになって、2・3分前のことが分からなくなる、それは理解できます。でもね、君たちは、まだ若いんだから、気づかなきゃ。気がつかなければね、それはホントに病気ですよ。(黒板に向かって小声で)そういう人は病院に行かなくちゃねぇ~・・・」(XSテキスト解説時)
「勉強ってのはみんな同じ間違いを繰り返しますね。 やはり勉強というのは痛みをともなわないから・・・ 」(XSテキスト解説時)
「もし東大に受かったとしてもね、二浪して行ったんじゃ、もうだめでしょうね」(東大エンカレッジにて)
「社会に出たら、一度失敗してしまったら無能のレッテルを貼られてしまいます。 だから、受験でも一度失敗してしまった浪人生には受験時に-30点を加算すればいいんですよ。 そうすればね、現役時代にみんな必死に勉強しますからね。」(XSテキスト解説時)
「心が弱いと志望校に合格することはできません。どこかの寺にいかなければならない。」(XSテキスト解説時)
「こういう解答が人を馬鹿にしてるっていうんだよ!!」(質問に来た生徒のノートを見て)
「君はお嫁にいったほうがいい」(質問に来た女子生徒のノートを見て)
「自分には厳しく、他人にはもっと厳しく」(XSテキスト解説中・有言実行なさっている)
「この問題も解けないようじゃ東工大すら受かりませんからね」(XSテキスト解説時)

他多数
最終更新:2010年01月07日 18:43
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