駿台予備学校化学科講師。
化学の本質を追求する高度な授業を行うが、
それを噛み砕いて分かりやすく説明をする。
「東大化学」「京大化学」などを担当し、
年間の講義に先立って、春休みに東大の過去問を数十年分解き直すなど、
極めて研究熱心である。東大、京大の青本執筆者としても知られる。
通常は京都校で教えるが、講習会ではお茶の水校に出講するなど、
受験生の人気がきわめて高いことでも知られる。
経歴
滋賀県大津市生まれ
滋賀県立膳所高等学校普通科卒業
京都大学工学部卒業
京都大学大学院博士課程修了。工学博士。
人物
化学を愛するゆえに電子を「電子くん」と言ったり授業の中で一連のストーリーを展開していく。
数百枚の生徒からの授業評価のアンケートでただ一枚「分かりにくかった」
と書かれ、その一枚のために自らの授業についてひどく悩んでいたという。
実際の授業では自著の参考書には載せていないユーモラスな例え話や、
面白おかしく印象的なキャッチフレーズがたくさん聞ける。
力を込めて説明する際、よく声が裏返る。
有機化学を高校の教科書の様な説明ではなく、
電子を使って教える本質的ないわゆる『有機電子論』で教える為、
大学に入ってから有機化学でつまずかなくなったという声がよくあがる
最終更新:2010年01月07日 19:15