駿台予備学校世界史科講師。
開成高校卒。東京大学文学部東洋史学科卒。(アフリカ史専攻)。
東京大学学生文化指導会の受験指導をやっていた。
駿台における名物講師の一人で、
ごく最近まではパンフレットにも写真が掲載されず、多くが謎に包まれていた。
バンダナ姿が特徴的。また右手を頬にあてながら話す独特の講義スタイルは
数多くの生徒を魅了してきた。その圧倒的な学識から、
「東大世界史」「世界史論述」など大学入試世界史の
最高レベルのクラスを担当することが多く、
講義に際しては世界史に関する膨大な量の書物を紹介し、
受験生を世界史の深遠な世界へ誘う(その片鱗は青本にも示されている)。
長年にわたって東大受験生の多い駿台予備学校で東大クラスを担当してきたため、
現在第一線で活躍する学者・歴史学者の中には彼の指導を受けた者が多い。
例年、夏期講習会・冬期講習会では自作テキストによる
「世界史論述」の単科講座を数種類担当していたが、
2006年以降の夏期講習では共通テキストによる
「東大世界史」のみの担当となっており、第一線を退きつつある印象がある。
若い頃は南アフリカ共和国のアパルトヘイト解放運動に関わっていた。
アフリカ民族会議(ANC)の指導者とも接触したことがあるらしい。
最終更新:2010年01月07日 20:40