「・・・」
風谷は、緊張していた。
『フェアリ・・・風谷ぃ!ついてきてるかぁ!』
「あ、はい」
金子隊長の低い声が、ヘッドホンにひびいた。
『緊張してるのか。進路ずれてるぞ。』
そのとうりだ。風谷は進路をもどした。
ついに領空侵犯機の全貌が見えてきた。
『こちら、ドラゴン。やはりロシアだ。大型爆撃機のようだ。』
ドラゴンは金子隊長のTAKネームだ。
『了解した。アンノンと並列せよ。』
『ラジャー』
「ツー」
2号機は、「ツー」で1号機と同じく了解という意味になる。
松島基地。
ビィィィィ・・・・
「レーダーに反応!大型の揚陸艦の模様!」
「なにぃ!」
「さて、訓練終了っと。」
『ちがう!揚陸艦が領海に侵入した!ただちに現場に急行せよ!』
「えぇ!」
安藤は驚いた。初めての実戦である。が、実弾は積んでいる。なんとかなるだろう、と安藤は思った。
『目的地へ誘導する。高度10000フィートへ上昇せよ。』
「了解!」
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4話へつづく>
最終更新:2009年05月30日 20:36