神戸市立中央病院。
杉本はベッドから外を見ていた。杉本は右足を火傷した。少年が置いていった物は、爆竹だったようだ。
(なにがゲーセンだよぅ。いかなきゃよかった・・・)
全身黒いミズノのジャージを着て、これまたミズノの黒い帽子。黒いミズノのカバン。黒にミズノの服と少年というのが手がかりだろう。
(くそ~絶対とっちめてやる!)
―――3週間後、足の火傷が治り、普通の活動ができるようになった杉本は捜索にはいった。ちょうど昨日から夏休みなのでこの一ヶ月で決着をつけよう、と考えた。まず、杉本は事件が起きたゲームセンターにつながる路地にきた。
「なにもないなぁ~」
路地には何も残っておらず、杉本はもう少し突き進んでみた。
「う~ん?」
探していると、マッチの箱が見つかった。
「見かけないマッチだな~。」
それはとある旅館のものだった。
「竹馬・・・?あ!」
「竹馬」という旅館はここから自転車で5分ぐらいの大道り沿いにある小さな旅館だ。
最終更新:2009年04月29日 18:52