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ある夏の朝、勇太・勇斗・勇希・勇輔の4兄弟は納屋の掃除をしていた。
そして、勇希が1枚の羊皮紙を見つけた。
「なあ勇斗この紙も捨てんのか?俺この紙ほしいんだけど・・・」
「そんなもん持っててもしゃーねーだろ。」
そばのダンボ-ル箱の陰から長男の勇太が口をはさんだ。
「兄上の命令ならば喜んで・・・ヘッ」
勇希はあきらめて紙を焼却炉に放り込んで名残惜しそうに焼却炉の中の紙を見つめていた。
「あっ!」
勇希が急に叫んだ。
なんと、紙に文字がうかんできたのである。
勇希は急いでその紙を取り出して読んでみるとそこには
『これが見つかった時、私はもうこの世の人ではないだろう。なぜなら3日後にはGHQが私をつかまって殺されるからだ。
そして私の全ての財産はアメリカ政府の手に渡ってしまうだろう。
だが私はそのへんにいる能無しとは違う。だから財産は隠しておいた。その場所《12330 31 27431 1113》だ。
あなたが日本人ならば分かってくれるだろう。  平塚』
と書かれていた 。
「平塚って母さんの昔の名字じゃん」
いつの間にかみんなが傍にいた。
「これって大発見だよな。」
勇希はみんなを見回して言った。

   〈つづく〉

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最終更新:2009年07月11日 12:15