東京都の試算では、五輪の経済効果は約3兆円。民間の中には150兆円の経済効果と
「すでにインフラが整っている東京では、経済効果は極めて限定的だし、全国に波及するものでもない。そもそも、3兆円なんて、国家予算の規模と比べたら微々たる数字です。しかも、7年間で3兆円ですよ? 年間なら、わずか4000億円。それだけの効果が本当にあるかも疑わしい上、五輪が終わった後の反動はもっと怖い。64年の東京五輪でさえ、翌年に景気が急激に悪化し、株価も暴落した。期待のわりに企業の収益が上がらず、思ったほどの成果がなかったのです。65年5月には、当時の田中角栄蔵相が、潰れかけた山一証券を救済するために日銀特融を決め、7月には戦後初の赤字国債も発行されました。今の日本の状況を考えたら、当時よりヒドイ大不況に陥る恐れがあります」(経済アナリスト・菊池英博氏)
東京五輪の予算
五輪の予算計画ほどアテにならないものはなくて、途中からどんどん膨らんでいくのが常
98年の冬季長野五輪
一応、45億円の黒字ということになっているが
「例えば国立競技場を8万人収容のスタジアムに改築して、五輪後にいったい誰が使うのか。ただでさえ人口減時代なのに」(法大教授・五十嵐敬喜氏=公共事業)
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