金融派生商品(デリバティブ)
- 契約時に定めた期日における証券の価格などに依存したある一定のルールによりペイオフが定まる金融商品
- cf.株式、債券、実際に存在する商品
- 例
- 先物契約(future)、先渡し契約(foword)、スワップ、オプション
- オプション
- 選択権のこと
- あらかじめ定められた資産 原資産underlying
- 期日=満期日 maturity
- 価格=権利行使価格 strik price
- 売買の権利 option
- 売るプットオプション、買うコールオプション
- 権利の放棄も可能=選択肢を持っている=オプションと呼んでいる
- 売買する権利が売買される。
- オプションはその例
- 存在そのものは分かっていた、権利の値段を理論的に見つける方法が不明。
- BSの式 1972年(job)
- 表
- |権利|権利名|買いの状態で保有する場合|売りの状態で保有する場合|
- |買う権利|コール|ロングポジション|ショートポジション|
- |売る権利|プット|ロングポジション|ショートポジション|
- 権利行使
- 満期日のみ:ヨーロピアンオプション
- 満期日以外:アメリカンオプション
- 契約~どのように動いたかに応じて決まる商品:アジアンオプション
- 原資産=日経平均のオプション
- 大阪証券に上場している…、ある程度の規格化・条件の設定
- ex.250円刻み、2年先まで
- 11月限月 満期日T:二回目の金曜日
- 原資産価格S
- cf.OTC 相対取り引き
- 権利行使価格
- 例:権利行使価格K=9500
- 満期日の株価がKよりよりも大きいか否かによる
- 例 日経平均10000円
- 差額:10000-9500円
- 例 日経平均9300円
- 権利を放棄する。
- コールのロングの人のペイオフ Max(ST-K,0)
- ショートの場合 義務になる
- -Max(ST-K,0)=min(K-ST,0)
- 得をすることはない
- ゼロサムゲームになる
- ショートの買い手がいない
- オプションプレミアム 契約時に払う(ショート→ロング) ex.50円で売買する
- この分だけペイオフ(グラフ上の場合は水平に)動く
- 例 10万なら買い手がつく・・・(日経平均が10万円になる可能性が低い)
- プットオプション
- 売る権利
- ショートポジション
- 例 KS=9500 価格9300円
- 200円得をする
- SK<= 9500のときは行使する(なければ買ってきて売る)
- ペイオフ=Max(K-ST,0)
- ロングの場合
- -max(K-ST,0)=min(ST-K,0)
- ロングの買い手がいない
- プレミアムPとする
- この分だけペイオフ(グラフ上の場合は水平に)動く
- もっともリスクの高い
- ショート、コールの場合
- 極端な場合には無限大になる
- 原資産がない場合には調達する。
- 仕組債
- いろいろなペイオフを組み合わせる
- ベアリングス銀行のシンガポール支店ニック・リーソン
- ゼロコストカラー
- 円高での本業の損失をオプションでうめる+ドルのコールオプションのショート(損を本業から補う)
最終更新:2010年10月12日 17:58