1.独占的競争均衡
・製品の代替性+小規模多数の企業
代替性が大きい 競争
会社の区分可能 独占
(1)短期 生産要素
新参入・退出が不可能
nが固定される 独占と同じ
小規模な独占
p↑のとき ほかに流れる
p↓のとき 他からとれる
独占の時と本質は同じ やや弾力的になる
(2)長期
・新企業の参入
・利益がある 参入
代替財の供給、Dのシフト・・・LMCと接するまで
LMC=MRの点まで(ACとの差が0)
・長期均衡 π=0
MR=LMC かつ px=lc(x)
完全競争の算出(もっとも効率的な算出)よりも低い
過剰能力定理 効率が悪い
・消費者の効用↑?
差別化・・・多様なニーズにこたえる
同一財・・・効率的→ほかの財に回せる
2. 寡占市場
・売り手が少数・・・価格支配力
・少数による競争・・・戦略的相互依存関係
各企業の戦略 ほかの企業への影響
・同質寡占と異質寡占
同質・・・買い手が見分け不可 ex.ガソリン
異質・・・見分けが可能
(1)クールノーモデル
・企業 j社 同一財の生産・費用関数
・C=F(C)=c*xi
・市場需要 アグリゲート
P=a-b*x 逆需要関数
各企業の行動を考える・・・xiを決定する(戦略変数が数量)
πの最大化 π=p*xi-c*xi
→x=xi(x1,...,xi-1,...xi+1,...,xj):ほかの生産による(=反応関数)
・クールノーナッシュ均衡
互いにBRを取り合う
xi = (a-b*X-c)/(2b) (X=Σ(xiをのぞくxすべて))
それぞれの解は対象
・ラーナーの独占度に相当する指数
J社あるとき b*X=b*(J-1)
x=(a-c)/b*(J+1)
p*-c = (a-c)/(J+1)
J=1のとき p*-c=0.5*(a-c) =MR 独占に相当
J→+∞の時 p*-c→0 完全競争に相当
寡占は両者の中間にある
均衡のpとMCとの差
(2)ベルトランモデル
J=2とする
価格を戦略変数とする
D: P = a-b*x
C: Cj = c*xj
安い価格のほうしか買わない
→相手より低い価格をつけようとする
pi > pj のとき πi = 0
pi = pj のとき πi = D/2(=πj)
pi > pj のとき πi = D
・πについて、
π = p*x - c*xより
= x(p-c)
またP = a-b*xより
x = (a-P)/b= a/b-P/b となりこれをα-β*Pとする。
π = (p-c)*(α-β*P)
・価格とπ
πi = (p-c)*(α-β*P) (c<pi<pjのとき)
πi = 0.5*(p-c)*(α-β*P) (c=pi=pjのとき)
πi = 0 (その他)
P1=P2=cが均衡価格になる(完全競争と同じ)