産業連関表演習1

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  • 問題1 物価指数の導出
    • 出所:斎藤他pp.46-47.

ケース1

yr/財 x単価/消費 y単価/消費
1995 100/0 50/100
2000 50/100 100/0

ケース2

yr/財 x単価/消費 y単価/消費
1995 100/50 50/50
2000 50/50 100/50

  • Rによる計算式
    • #lをaとb、pをcとdで計算する


a1 <- 100*0+50*100 #1995
b1 <- 50*0+100*100 #2000
c1 <- 100*100+50*0 #1995
d1 <- 50*100+100*0 #2000

l1 <- b1/a1*100
p1 <- d1/c1*100

a2 <- 100*50+50*50 #1995
b2 <- 50*50+100*50 #2000
c2 <- 100*50+50*50 #1995
d2 <- 50*50+100*50 #2000

l2 <- b2/a2*100
p2 <- d2/c2*100


l1
p1
l2
p2

  • 結果


l1=200
p1=50
l2=100
p2=100
  • ケース1 代替性が高い
    • Lのとき 
      • 価格が上がった財も値上がり前の数量で評価されている。
      • 2000年は95年よりも高いものを多く買ったという結果になっている(b1とa1の比較より)
      • 物価上昇が高く出る。
    • Pのとき 
      • 値下がりによる数量の増加が反映される。(d1)
      • 2000年は95年よりも安いものを多く買ったという結果になっている(c1とd1の比較より)
      • 物価下落(=指数の低下)





最終更新:2010年07月14日 10:54