北条・藤原SSその1

246 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/09/29(金) 13:19:37 ID:ChVEFQc3
そうか別に自分の妄想を書くわけだから他の人とのつながりとかあんまり気にしなくても良いんだ!

これまでのあらすじ
フレイア鏡を打ち破った藤原に訪れた平穏は、一時のものでしかなかった。
ビューティの仮面を脱ぎ捨てた悪の女帝・市ヶ谷麗華。
Sランクを自称する彼女の実力はすさまじかった。
(台詞:駄目、来島さんじゃ勝てない! キャァァァ!!)
しかし藤原たちはくじけていなかった!
藤原の怒りが蒼く燃え上がるとき、天馬の力が彼女に宿る!

からくも市ヶ谷の襲撃を退けたものの、
復活の村上姉妹の姦計にはまり、囚われの身となったペガサス藤原。
単身、救出のため敵基地へと向かった司令・ロイヤル北条。
そこで彼女の前に現れたのは……

247 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/09/29(金) 13:20:20 ID:ChVEFQc3
第57試合
ロイヤルの危機!?
洗脳の聖闘女(セント★レスラー)

「藤原、無事か!」
「ハイ、なんとか……それよりも司令、どうしてここへ?」
心配げな北条をよそに、普段と変わらない笑顔で聞き返す藤原。
北条は藤原の様子に安堵しながらも、どこか違和感を覚える。
「何をとは……貴方を助けに来たんだが……
無事ならば構わない。よし、村上姉妹を倒し、この基地から脱出します」
「了解しました! あ、待ってください司令!!」
違和感の正体を掴みきれぬまま、北条は駆け出した。

不意に、二人の視界が闇に包まれた。
光を取り戻したとき、見えたものは──
「そう、ここは暗黒輪愚!
闇社長閣下の作り出したこの空間では、我々の戦闘力は二倍にも三倍にもなる!」
「現れたな村上姉妹……いや、セイレーン、マーメイド!」
気がつけば黒いリングの上、そこだけが色を持つ赤コーナー上に、村上姉妹が立っていた。
北条は怯むことなく、不敵に笑い飛ばす。
「これはいい、ここで決着をつける!行きますよ、藤原……何!?」
身構えようとした北条の腕を、捻り上げたのは後ろに続いていた藤原だった!
「何のつもりだ、藤原!」
叫び、北条はやっと気付く。

(アイキャッチ)

248 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/09/29(金) 13:22:07 ID:ChVEFQc3
(アイキャッチ)

「何のつもりだ藤原……ッ!?」
振り返った北条の顔が、藤原を見つめ凍りつく。

  彼女の笑う瞳の、なんとうつろな事か!

「まさか!!」
「ククク……さてねぇ、そんな事を気にしている暇があるのかい? ロイヤルさんよ!」
「何だと!?っくぅ!」
村上姉の言葉に合わせるかのように、不意に天井の見えない上空から、数本の鎖が降ってくる。
蛇のようにのたうつそれは、身動きの取れない北条の両腕を縛り上げた。
後ろから藤原に足を払われて、北条はあえなく膝を屈した。
「ククク……あれがロイヤル司令殿の姿か、情けないもんだねぇ、姉者」
「いい見ものじゃねえか、妹よ。さて……やれ、藤原!」
「ハイ!」
光のない笑み、しかし返事は普段どおりに明るい藤原が、北条の戦闘コスチュームに手をかけた。
「やめろ、やめなさい、藤原! 正気を取り戻しなさい!」
北条の言葉に、ほんの一瞬だけ、藤原が躊躇った。
「藤原、そうだ、私の声が……ッ!?」
村上姉妹のいやらしい笑みが深まる。刹那、
「……!!」
暗黒リングに響いた甲高い音は、北条のコスチュームが引き裂かれた音だ。
毀れそうになる悲鳴を、北条は己の誇りにかけて飲み込んだ。
「ハッハッハァッ!! いいぞ、良いじゃねえか藤原!!それでこそ我らの下僕!!
「さあて、これからどう可愛がってやろうかねぇ……」
破り取った北条のコスを捨て去り、藤原はリングアウト。
代わり、村上姉妹が北条へと近寄り──

ごめん続かないから許してください。

251 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/09/29(金) 20:46:28 ID:7byJ39Ol
「志保です!!」
「綾でぇす。今週の次回予告は、私たち二人でお送りするよ?」
「ところで綾ちゃん、アタシたち最近出番少ないんじゃない?」
「そうかなぁ?そういえば今週は最初にちょっと出ただけだったかも……」
「今週だけじゃないよ!先週も先々週も……う~……」
「え~、でもでも、その前に海に行ったときは志保ちゃん目立って……」
「わ~わ~わ~!!」
「水着の上脱いじゃって……」
「言わないでってば!! 思い出したくなぁい!!」
「私も社長ともっと遊びたかったなぁ……」
「もうこの話題は無し! 予告行くよ?」
「ええっと、どうなってるのかな?」
「えーと……って、うわぁ!!」
「いやぁん、目隠ししちゃ見えないよぉ、志保ちゃぁん」
「こ、子どもは見ちゃ駄目なの!!」
「志保ちゃんだって同い年だよ?」
「見てない! アタシも見てないってば!! ……って、あれ?」
「フレイアさんだねぇ」
「マズイよ! いくら司令でも、村上姉妹とフレイアが相手じゃ分が悪いって!」
「ん~、でも……」
「えぇ!? フレイアさんが司令を助けてる!?」
「「なんでぇ!?」」

次回、聖闘女伝説藤原!
さよなら、司令!魔狼の正義!!

「君のはーとに、きゃぷちゅーど!!」
「あぁ、今週はアタシが言うはずだったのに!!」
「早い者勝ちだよーだ」
(フェードアウト)

最終更新:2008年01月26日 22:48
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