274 名前:ぽっこry[sage] 投稿日:2006/09/30(土) 20:45:31 ID:w6dGNBc6
社長「うーん…早瀬のやつ同期の面々に比べて伸び悩んでるなぁ…」
井上「そうですね…ただ本人もソレを凄く気にしてるみたいです。何かがきっかけで変われればいいんですが…」
社長「…難しいところだな…キッカケなんて意外と身近にあるような事の方が多いんだが…こればっかりは本人が何とかしないと」
井上「…いざとなれば解雇も…」
社長「おいおい。早瀬は旗揚げの時から頑張ってくれてるんだ。そんな事はできないよ」
そんな社長室のやり取りをドアの外で聞いてた者がいた。
$貧「…そ、そんな…私、解雇…?」
よろろっとよろめく$貧。その目にはありありと絶望の色が浮かんでいる。
ふと脳裏に家族の顔が浮かぶ。
元気な末っ子。頑張りやな次女。真面目な長男。それに…たった一人で自分達を養ってくれた母。
――駄目だ。皆の為に私はこんな所で辞める訳にはいかない!
……もう、私にはコレしか残ってない……
彼女は一つの覚悟を胸に秘め、自室へと戻っていった。
社長「…さて、と。井上君お疲れ様」
井上「社長こそお疲れ様でした。さ、奥様がお待ちしてますよ」
社長「…すまん。今日こそ早く帰るって約束してしまっていてな…」
社長はそそくさと帰り支度を済ませると社長室を後にした。
社長「…今日は久し振りにアイツの好きなシュークリームでも買ってってやるかな…」
そんな事を呟いた彼の後頭部に鈍い衝撃が走る。
――振り返ろうとすると、そこには……
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龍子「……早く帰ってくるって言ったからスキヤキにしたのに……ダーリンのアホー!!」
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$貧「……社長、私をクビにしないでください……なんでも、しますから……」
社長「……いや、落ち着け。なんで俺縛られてるんだ?」
$貧「なんでもしますから!!」
社長「お、おまソレ栓抜kギャー」
そして……$貧はヒールレスラーとなり一皮むけちゃったらしい。
$貧改めオルカ早瀬「ヒャァーーハハハァ! レ(ピー)プしてやるぜこのビッチ!」
だが家族との間に微妙な溝ができたそうな