───アタシの名前はふじえる。心に傷を負ったプロデューサー。モテカワスリムで恋愛体質の愛されボーイ♪
友達がいてもやっぱり仕事はタイクツ。今日も社長とちょっとしたことで口喧嘩になった。
男のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すみません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの女の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの女とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カワイイ・・!!・・これって運命・・?)」
女は凛世だった。水族館に連れていかれた。「キャーやめて!」紫にされた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。
その凛世すき
最終更新:2021年03月22日 19:12