輿水幸子ちゃんのプロデューサーとなって日々膨大な仕事をこなすんだけど、どんどん仕事が積み重なっていって、深夜までかかって早朝出勤する生活が続くようになっちゃったのよ。そんな日が続いてるある朝、ふと鏡を見ると俺の顔から生気が抜け落ちほおはこけ目に深いクマができて幽霊さながらの風貌になってしまっているのに驚いてしまったのよ。こんな顔を幸子ちゃんに見られては心配されてしまうし怖がられてしまうと必死にメイクで隠して表情作って幸子ちゃんと接することで日々を乗り切るのね。
でも肉体的にはとっくに限界を迎えてて、深夜に自宅に帰ってベットに飛び込んで目を閉じたらそのままポックリ死んでしまったのよ(過度なストレスによって脳梗塞心筋梗塞が起きた)。
ぼくが死んでから数日後、学校でプロデューサーを過労死させたような陰口を叩かれて1人屋上でさめざめと泣く輿水幸子ちゃんや、ぼくの墓の目の前で座り込んでごめんなさい…ごめんなさい…!って号泣しながらぼくに謝罪する輿水幸子ちゃんの姿を、悪霊となって輿水幸子ちゃんに取り憑いて鑑賞したい。
最終更新:2016年05月29日 22:12