輿水幸子ちゃんがカワイイあまり抱きついたりスーハースーハークンカクンカしたり身体中触りまくったりという行為を日常的に繰り返してたら、どこかから護身術を学び始めたのか僕に対する防衛手段を身につけ始めちゃったのね。
ぼくが外で抱きつこうとするとすり抜けたり襟元掴んで崩しにかかったり、体触ったら腕とか指とか手首とか関節極められたりと、しかもぼくがセクハラをするごとに段々技のキレに磨きがかかってきたのね。でも社会人として前向きに積極性のある主体的な考えを身につけたぼくは思考を切り替えて、幸子ちゃんに痛めつけられるのを目的でセクハラを続けていったのね。(でも家だと幸子ちゃん抵抗しないからにゃんにゃんなっちゃう)
とある日街中で収録してたらどこかからすごいヤバいゴツい凶悪犯がこっちに迫ってきたわけよ。その凶悪犯身長はぼくより高いんじゃないかってくらいで体格はプロレスラーかってくらいで、カバンと包丁持ってこっちに走ってきたのね。やばい、幸子ちゃんが危ないと咄嗟に庇ったらその凶悪犯に包丁で腕刺されて殴り飛ばされちゃうのよ。痛い。
で、その凶悪犯が幸子ちゃんを人質にしようとしたんだけど、そこで僕との日々の鍛錬を欠かさなかった幸子ちゃんがすごい護身術で凶悪犯から抜け出し関節を極めたのね。そのまま警察官が凶悪犯を捕らえて無事御用となったわけよ。そのときの鮮やかな体さばきが目に止まり表彰されてその日の一面を飾ったのね。すごい。
そんな幸子ちゃんを見てぼくはあれ?ぼくが腕刺されたの全くの無駄だったんじゃないかってしょんぼりしてたんだけど、その日の帰りにふじえるさんが包丁奪ってくれなかったらボクでも危なかったですよ、まあボクの前にはそんなものムダですけど!って持ち上げてくれて、ああやっぱり幸子ちゃんは優しいなあって思わず抱き締めようとしたらアームロック極められました。刺された方の腕を。
最終更新:2016年05月30日 06:40