今日も一日研修で一人シコシコパソコンいじってるだけで終わっちゃったしコミュ力が一向に磨かれてないから社会人としてやってけるか不安だけど、飲み会から帰ったぼくを自宅で幸子ちゃんが迎えてくれたときの話をするね。
幸子ちゃんには先に家に帰るよう伝えた後家の鍵を渡して、ぼくは得意先やら上司との付き合いで飲みに行ったのね。知っての通りぼくはお酒に弱いから付き合いの一杯だけであとはなんとかちょびちょびとちまちま乗り切ったのね。それでもやっぱり割りと酔ってしまって、頭痛に顔をしかませながら家に帰ったのね。
家で幸子ちゃんが出迎えてくれたんだけど、顔赤くしてるぼくを見ていつものようにめんどくさそうな顔するのよ。だけど優しいからコップに水汲んでテーブルに置いて、
「ほら、水飲んで早く横になって寝てください。どうせまた頭痛いんでしょ?」
って明らかにぼくに手慣れた対応をするのよ。この辺りでぼくが普段酔った時にいかにめんどくさい絡みを幸子ちゃんにしてるかが窺えるんだけど、今日もご多分に漏れず「ありがとう♥♥♥ヒヒッ、幸子ちゃんはいつもかわいいしやさしいなあ♡♡♡肩もんであげよっか❤️❤️❤️ウヒヒヒ♥❤︎♡」とか「さちこちゃぁん♥♥♥つかれたぁ❤️❤️❤️うごけなぁい♥♡❤︎❤️おぶってぇ♡♡♥♥♡♡ヒヒヒッ」とか言いながら幸子ちゃんに抱きついたり肩ベタベタ触ったり胸揉んだりとセクハラまみれの鬱陶しい絡み方を始めるわけよ。
それに必死に抵抗しながら
「あーもう!いいからとっとと寝てください!」
とか
「そのしゃべり方も鬱陶しいからやめてください!」
とか
「お酒臭いから近づかないで早く寝てくださいよ!もおー!」
ってすっごいめんどくさそうな声でぼくに抗議して、それでもぼくが鬱陶しい絡みを止めないからプロレスごっこみたいな茶番劇が始まるわけよ。
でも幸子ちゃん実はそうしたぼくとのスキンシップが内心嫌いじゃないことを知ってるからぼくも実は半分シラフでいつも絡んでるわけ。多分幸子ちゃんもぼくが半分シラフなの気づいてる。
そんなこんなですったもんだしてるうちにぼくの体力が尽きて、シャワー浴びて寝るかってなって冷静に寝る準備して毛布かぶってソファにぐっすりと寝付きました。(飲んだ日は酒臭い吐息が幸子ちゃんにかかるだろうから布団は全面幸子ちゃんに譲ってる)
要するに、酒にかこつけていちゃつくいつものぼくたちの話でした。
最終更新:2016年05月30日 20:35