幸子ちゃんと宅飲みをする話

 先輩に誘われて飲み会行ったけどそれなりに楽しかった。気さくに話しかけてもらえたしぼくたちがガチガチになりすぎないよう気を使っていただいたし感謝しかない。
 それはそうと大人になった幸子ちゃんと土曜夜の宅飲みでなんやかんやあった話をするね。

 まあぼくたち二人とも酒強くないけどお酒嫌いというわけでもないので、サワーとかの甘くて強くないお酒とか軽いおつまみをちまちま買うのね。でも幸子ちゃんはあんまり背が伸びなかったのでお酒買うとき割と不審がられて年確されても怪しまれるからもっぱら買うのはぼくの役割だけど。
 で、おうち帰ったら幸子ちゃんがついでに一、二品作ってくれるからぼくもネットで見かけたような適当なやつなんか一品作るのよ。
 で、それつまみながら仕事の話とかいろいろ雑談をダベっていくうちに二人とも酔いが回って、幸子ちゃんがぼくの肩に寄りかかりながらはなすようになってきて、寝るなよー寝るなよーって何度も話の合間に声かけるんだけど全部生返事で結局寝ちゃって、そのまま倒れるようにぼくの脚を枕にしてすやすや眠りはじめて、しばらく休ませようとそのままぼくの太ももを枕にして眠る幸子ちゃんの頭を撫でたい。
最終更新:2016年05月30日 20:38