幸子ちゃんとワンちゃんごっこで戯れる話 - ふじえるの怪文書置場

幸子ちゃんにSMプレイしたいって言ったらよくありがちなボンテージにマスク着けて鞭持つあれしかイメージ湧かなかったみたいで、イヤですよあんな恥ずかしい格好って断られたけどぼくがして欲しいのはそういうことじゃないって言った上でこんな台本を手渡したのね。

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⚫︎題名:情けないワンちゃん
設定:ぼくは幸子様の犬で、常に首輪にリードを繋がれて幸子様に逆らえない状態。もちろん言動に逆らったり反抗するのも禁止で幸子様の命令は絶対というのが原則。
（幸子様の格好は自由で。普通の私服でいられると背徳感があって良い）

幸子、椅子に座っている。ぼく、幸子の側に棒立ち。
幸子「いいですか？ふじえるさんは今からボクの犬です、ワンちゃんです。ボクのペットですから飼い主のボクに逆らわないでください」（不敵な笑みで若干挑発的に）
ぼく「はい……」
幸子「なんだかペットらしくないですねぇ……そうだ、ふじえるさん、返事はこれから『ワン』にしてください！困ったときは『クゥーン』も使っていいですよ！」
ぼく「ええっ」
幸子「き・こ・え・ま・せ・ん・で・し・た・か？返事は『ワン』です」
ぼく「ワ、ワン……」
幸子「まったく、物覚えの悪いワンちゃんですねえ。しつけるボクの身にもなってください」
ぼく「クゥーン……」
幸子「あとは、そうですねえ……ふじえるさん、なんで犬のくせにぼくを見下ろしてるんですか？ワンちゃんは二本足で立ちませんよ？四本足で歩くんですよ？そんなことも知らないんですか？」（軽く睨む）
ぼく「すみま、あっ、ワン……」

間髪入れず幸子がぼくの足を踏みつけ、ぼくはうずくまる。

幸子「とんだバカ犬ですねふじえるさん！さっき言ったことも守れないんですか？返事は『ワン』って言ったでしょう！」（うずくまるぼくを足蹴にしながら）
ぼく「ワ、ワン！ワン……」
幸子「このっ！このっ！反省してくださいっ！」
ぼく「ワン！ワン！ワン………クゥーン」
幸子「ふぅ……ちょっとやりすぎちゃいましたね。でも飼い主の言いつけを守れないふじえるさんが悪いんですからね」
ぼく「クゥーン……クゥーン……」
幸子「ふじえるさん、そんな怯えなくてもいいですよ。ボクは優しいので許してあげます！」

幸子、怯える四つん這いのぼくの頭をポンポンと叩き、なだめる。

ぼく「ワン！ワンワン！」
幸子「ふふっ、調子のいいワンちゃんですね。ふじえるさん」
ぼく「ハッハッハッハッ、ワン！」
幸子「ところでふじえるさん、お腹が空いてきましたね？ごはんの時間にしましょう！」
ぼく「ワォン？」（お腹空いてないから反応に困ったような声）
幸子「お腹が空きましたよね？ふじえるさん？」（また踏みつけるように足を上げる）
ぼく「ヒンッ！ワン、ワンワン！」
幸子「いい子ですねぇ、じゃあボクについて来てください！」

幸子、リードを引っ張りぼくを風呂場へ連れて行く。二人とも着衣。
風呂場についた幸子は浴槽の縁に腰掛け、ぼくは洗い場で四つん這いで伏せる。

ぼく「ワン、ワォン……？」（ご飯なのになぜ風呂場なのか困惑した声）
幸子「ふじえるさん用の水飲み皿が無かったので、ふじえるさんはここでお水を飲んでください！」
ぼく「ワ、ワン……」

ぼくが蛇口をひねろうとするとすかさずぼくの腕を幸子が蹴り上げる。

ぼく「キャイン！」
幸子「ほんっとに物覚えの悪いワンちゃんですね！ふじえるさんはお猿さんじゃなくてワンちゃんなんですよ！手が使えるわけないじゃないですか！そんなことも知らないんですか？」
ぼく「ク、クゥーン……」
幸子「ワンちゃんは飼い主さんがお水を出してくれるまでちゃあんと待つんですよ？いいですね、待て！」
ぼく「ワン！」

幸子、蛇口をひねり水を流す。ぼくはそのままの姿勢で動かない。

幸子「まだですよ、まだですよ〜。あ、そうだ。ふじえるさんはワンちゃんですから水を飲むときはもちろん床をペロペロしながら飲んでくださいね？それじゃあ、よし！」
ぼく「わ、わん……」

ぼく、いきなりの命令に戸惑いながらおずおずと風呂場の床を舐めて水を飲み始める。

幸子「フフッ、ふじえるさんがみっともなく床を舐めてる光景を見下ろすのは愉快ですねえ。ふじえるさん、恥ずかしくないんですかあ？」
ぼく「……（何も言い返せず無言で床を舐める）」
幸子「そんなにお水が美味しいんですか？飼い主のボクの声も聞こえないくらい必死に舐めて。フフーン、だったらもっと飲みやすくしてあげますよ！」

幸子、ボクの頭をグリグリと足の裏で踏みつける

幸子「どうです？もっとお水が飲めるようになったでしょう？感謝してください！」
ぼく「ワン、ワン！」
（以下略）
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これを読んでもらった上でもう一度幸子ちゃんにこの内容でSMプレイをしてくれないか頼んだけど、「イヤですよメンドクサイ」って一蹴されました。悲しい。