幸子ちゃんの黒塗りの高級車に不幸にも追突する話

営業を終えて家路へ向かうふじえる。疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。 全ての責任を負ったふじえるに対し、車の主、暴力団員輿水幸子に言い渡された示談の条件とは……。

「免許返してください!」
「嫌ですよ」
「オナシャス……!」
「あなたそれでも謝ってるんですか?」
「オナシャス免許証を……」
「ヤダって言ってるでしょう。とりあえず土下座してください。早く」
(ふじえるが土下座をする)
「誰のクルルァにぶつけたと思ってるんですか」
「すいません……」
「どう落とし前をつけるんです」
「オナシャス……センセンシャル……」
「返して欲しいんなら……」
「はい」
「とりあえず犬の真似してください」
「へっ?」
「犬ですよ。四つん這いになるんです。早くしてください!返しませんよ!?」
「やれば返して頂けるんですか?」
「考えてあげますよ。早くしてくださいよ」
(四つん這いになるふじえる)
「ワン!ワンワン!アオーン!ハッハッハッハッ、ワンッ!ワン!」
(幸子ちゃんを見上げながらだらしなく舌を垂らし、犬の鳴き真似をする)
「バカじゃないですか?」
「クゥーン、ゥゥルルルル……ワンッ!ワンッ!」
(仰向けの状態でお腹を見せて服従のポーズをとる)
「ハッハッハッハッ、ウゥルルルル………ゥゥーン」
(幸子ちゃんのもとに近寄り、腰をカクカク振り始める)

パァンッ!

(ふじえる射殺)
最終更新:2016年05月30日 21:47