幸子ちゃんとの新婚生活を想像する話

 最近忙しかったから家に帰ったら新妻の幸子ちゃんに疲れを癒してもらう妄想しかしてないしその妄想を一部紹介するね。

 まず朝なんだけど、幸子ちゃんが大体ぼくより起きるの早いから先にトースト焼いてくれるのね。で、ぼくもあとで起きるんだけど朝弱いから寝ぼけながらトーストかじってコーヒー牛乳で流し込んで終わるんよ。そのあと身支度して家出るんだけど、家出る前に幸子ちゃんが来てぼくに手を伸ばすのね。
 それが行ってきますのキスの合図。
 結局身長が大して伸びなかった幸子ちゃんはぼくとの身長差が縮まらなかった。だからぼくと幸子ちゃんがキスするためには幸子ちゃんを抱きかかえるかぼくが膝曲げて体を落とすしかないのよ。だから行ってきますのキスはぼくが幸子ちゃんを抱き上げてキスするのよ。そのとき、幸子ちゃんぼくの首に両腕巻きつけてしがみつくのがスッゴイ幸子カワイイ。しかも一度口付けるとなかなか離してくれなくて、唇もごもご動かしてぼくの唇の感触を味わおうとするしたまに舌入れてくるのよ、朝っぱらから。ぼく会社遅れちゃう。
 そろそろぼくの腕が限界って辺りで幸子ちゃん口を離してくれて幸子ちゃん下ろしたあと、「ふじえるさん、行ってらっしゃい」ってニコニコしながら玄関先で見送ってくれるんよ。おかげで朝から色々と元気になった。身体も心もちんこ(息子のこと)も。

 で、会社から帰ったときなんだけど、ただいまって挨拶したあと、ぼくはとりあえずスーツ脱いでシャワー浴びるのよ。それで部屋着に着替えて、幸子ちゃんの作ったご飯食べるんだけど、幸子ちゃんぼくが最初の一口食べるときは「どうです?今日も美味しいでしょう?ボクが作ったんだから当然ですよね!」って言うのよ。実は幸子ちゃんぼくの母にも料理教えてもらってからめきめき上達してめっちゃ美味いから(うちの母さんのご飯美味しいのよ。ちょっと自慢)、「そうだね、幸子ちゃんはカワイイね」って返すのね。そしたら「フフーン、当然です……ってボクはご飯の感想を聞いてるんですよ!?」って突っ込むのもカワイイ。

 夕食食べたあとしばらくしたらリビングのソファで二人で話したり好きなことやってたりするんだけど、ふと幸子ちゃんに甘えたくなって幸子ちゃんの肩に頭置いたり、勝手に幸子ちゃんの脚を枕にしたりするんだけど幸子ちゃんはしょうがない人ですねえって感じで受け入れてくれるんよ。その優しさと母性に甘えてぼくは一日の疲れを癒していくわけ。でも後ろから覆い被さるように寄りかかったらさすがに幸子ちゃんがふじえるさん重いですって言うから仕方ないね。

 そんなだらだらとした時間を過ごしたあとに、お風呂入ったあと歯磨いていよいよ寝るんだけど、新居を構えた際に幸子ちゃんの要望によりダブルベッドを買ってそこに二人で寝るのね。
 で、そこでも幸子ちゃん、寝るときは幸子ちゃんが寝るまで絶対手を繋がないと寝ないって言うのね。なんていやしいんだ。カワイイ。
 ぼくもぼくで幸子ちゃんの柔らかい手の温もりに包まれながらスヤスヤと眠りについて一日を終えるわけよ。おかげで仕事めっちゃ捗る。

 まあそんなわけで平日はこんな風に幸子ちゃんと過ごすんだけど、金曜日、土曜日は中確率で幸子ちゃんとのわんにゃんタイムが発生するのね。さすが花の金曜日、花金。
 なんだいつものことじゃないか、と思うかもしれないんだけど、新妻と化した幸子ちゃんは一味違うんです。これまでより3割積極性が増し(ふじえる比)、幸子ちゃんから接吻や口淫を行ってきたりおねだりしたりするのよ。ヤバイね、合意の上での積極性のある主体的な行動はめっちゃ燃え上がるよね。というわけでその日はめっちゃ幸子ちゃんにドハマりするわけよ。その次の日ぼくは搾られ尽くしてゲッソリするけど幸子ちゃんがカワイイからなんでも許しちゃう。幸子ちゃん罪な子。

 っていうのを研修中及び家の中でずっと考えてるけど、一向に幸子ちゃんが現実に現れないのバグだろ。そろそろ幸子ちゃん出てこい。
最終更新:2016年05月30日 22:06